それぞれのファイル名、ラベルサイズ、使用バーコードの種別、目的(用途例)を、以下に記載致します。
1.食肉物流ラベル
[W97mm×H69mm、GS1 Databar(RSS) Expanded] 食肉物流業界における、重量や保存温度等の管理用 として。
2.食添ラベル-A
[W97mm×H97mm、JAN/EAN-13] 食品製造・販売業における、添加物の使用履歴等の管理用として。
3.食添ラベル-B
[W91mm×H109mm、JAN/EAN-13] 食品製造・販売業における、添加物の使用履歴等の管理用として。
4.割引チケット
[W97mm×H48mm、Code128] 店舗やイベント会場等における、来店/来場者や優待(割引等)サービス等の管理用として。
5.医療医薬向けサンプル
[W22.75mm×H34.13mm、GS1 Databar Composite (GS1 Databar Limited CC-A)] (生物由来製品の様に)有効期限やロット番号を必要とする、医療医薬品の管理用として。
【ダウンロードファイル】 ※更新ファイルは、最新リビジョンファイルをご利用下さい。
【R8】
1.[0006178]印刷時に、次ページに印刷される先頭1行が、前のページの最後に余分 に印刷される
「1ページに収まるラベル数を計算する処理」と、「実際に印刷時にレイアウトを決定する計算の処理」に誤差があり、1行余分に印刷されることがありました。
[修正内容] 「1ページに収まるラベル数を計算する処理」で計算した行数で印刷時にも印刷するように修正
2.[0006179]OLE使用時、PrintOutメソッドで印刷データが0件のときエラーとなる
[修正内容] 印刷データが無い場合、印刷処理を行わないように修正
【R7】
1.[0004460]リンクしたバーコードを印刷すると、バーコードの値が異常になる
バーコードのリンクにリンクしたテキストを設定すると、デザイン上はリンクデータだが、プレビュー/印刷結果ではテキスト名で表示される。
[修正内容] 印刷時のバーコードのリンク処理で、リンクされたオブジェクトが、さらにリンクされていた場合、リンク解決を行う様に修正
2.[0004461]スペースのみのテキストデータが消える
読み込み時にテキストデータが全てスペースの場合、その値が無視されていました。
[修正内容] 読み込み時にスペースを無視しないように修正
【R6】
1.[0004201]R3で作成したラベルがR5で開けなくなることがある
R3では、データシートに1件もデータが登録されていない場合、 データシートの情報が破損することがあります。 この破損したラベルをR5で開くと例外エラーが発生します。
[修正内容] 破損したデータシート情報を復旧するよう修正
2.CSV読み込みで、ダブルクオートで括られていた場合ダブルクオートも読み込まれる
[修正内容] ダブルクオートを読み込まないよう修正
3.MicroQRエンコードの不具合
[修正内容] 「MicroQR」にて、英数字データが、規格に既定されている桁数が入らない不具合を修正
【R5】
1.[0002924]バーコードを大量にペーストすると異常停止する
本障害は、以下の手順で操作した場合に発生する。
[手順] 1.ラベルファイルを新規に作成し、Code128のバーコードオブジェクトを作る。メッセージは12345678。 2.[すべて選択]と[貼り付け]を繰り返す。 3.4096件のペーストで再現する。
[修正内容] リソースが枯渇する不具合を修正
2.[0002925]デザインシートの最小化→ノーマル化でプロパティウインドウが表示されない
本障害は、以下の手順で操作した場合に発生する。
[手順] 1.プロパティ画面表示中にラベルウインドウを最小化する。 2.ノーマル化する。 3.プロパティウインドウが表示されない。また、プロパティウインドウ表示/非表示設定がOFFになっている。
[修正内容] プロパティウインドウ制御を修正
3.[0003193]カウンタ印刷時の設定により分母の値が実際のカウンタ印刷枚数と異なる場合がある
本障害は、以下の手順で操作した場合に発生します。
[手順] 1.新規のラベルファイルを作成する。 2.テキストオブジェクトを作成する。 2.表示形式-カウンタの設定にてカウンタの終了番号を700にする。 3.データシート画面を表示する。 4.印刷ボタン押下で、印刷ダイアログを表示する。 5.カウンタの設定(増加量:1)にて開始番号および終了番号を以下の値にする。 ・開始番号:1 ・終了番号:999 6.印刷を実行する。 →メッセージ:N/Nページの1/1ラベルを印刷中です!の分母の値が700と 表示される。最終的には999/700と表示される。 ※続けて、カウンタ印刷を行った場合は正常に表示される。
[修正内容] 印刷ダイアログ上で、開始番号、終了番号を変更した際に、ラベル数、ページ数を更新する処理を修正
4.[0003488]印刷プレビューを行うと、バーコードの警告が表示されなくなる
本障害は、以下の手順で操作した場合に発生します。
[手順] 1.新規のラベルファイルを作成する。 2.シンボロジーがInterleaved 2 of 5(ITF)のバーコードオブジェクトを作成する。 3.2のバーコードのメッセージプロパティに"a"と入力する。 「エンコードデータに誤りがあります。データは数字のみで指定して下さい。」と警告がでることを確認する。 4.2のバーコードのメッセージプロパティに"1"と入力し、警告が出ないことを確認する。 5.テキストオブジェクトを作成して入力属性をカウンタにする。 6.データシート画面へ遷移して、印刷プレビューを行う。 7.デザインシートへ戻り、再度2で作成したバーコードのメッセージプロパティに"a"と入力しても警告メッセージが表示されない。
[修正内容] 警告が表示されるよう修正
5.[0003714]新規起動時に用紙高さ/幅を越える余白が設定している場合エラーがでる
本障害は、以下の手順で操作した場合に発生します。
[手順] 1.LabelStarを起動し、「環境の設定」の「印刷」タブの「余白の設定」で用紙の高さ/幅を超える余白を設定する。 2.LabelStarを一度終了する。 3.LabelStarを起動する。 4.例外エラーが表示される。
[修正内容] 余白の上下が用紙の高さを超える場合:余白をそれぞれ0.0mmにして作成。 余白の左右が用紙の幅を超える場合 :余白をそれぞれ0.0mmにして作成。
6.[0004008]拡張子が大文字のCVSファイルを読み込むと例外が発生する
本障害は、以下の手順で操作した場合に発生します。
[手順] データシート画面の[ファイル]-[データの読み込み]-[テキストファイルの読み込み]で、拡張子が大文字のCVSファイルを読み込む。
[修正内容] 拡張子の大文字小文字を問わず読み込めるように修正
7.[0004019]最小化にしたメインウィンドウが、タスクバーをクリックしても元のサイズに戻らない
本障害は、以下の手順で操作した場合に発生します。
[手順] 1.WinXPにて、「環境の設定」の「常に手前に表示する」をチェックする。 2.デザインシートを最大化にし、メインウィンドウを最小化にする。 3.タスクバーのLabelStarをクリックしても元のサイズに戻らない。
[修正内容] 「常に手前に表示する」の場合は、最小化した際プロパティウインドウを表示しないように修正
8.2次元コードの補正値が反映されない
本障害は、以下の手順で操作した場合に発生します。
[手順] 1.新規のラベルファイルを作成する。 2.2次元コードのバーコードオブジェクトを作成する。 3.適当なデータを入力して、補正値を設定する。 4.デザイン画面上、補正されていることを確認する。 5.ラベルファイルを保存して、再度開くと補正されていない。
[修正内容] 補正値が反映されるように修正
9.ユーザー定義サイズのラベルがプリンタの印刷向きで印刷されない
[修正内容] 用紙サイズが「ユーザー定義のサイズ」の場合は、用紙の向きに関わらず、プリンタの設定の用紙向きで印刷する。
10.バーコード回転時のフォントサイズの不具合
[修正内容] 水平、垂直解像度が異なる時、90度、270度回転させるとフォントが小さくなってしまう不具合を修正
11.Composite RSS Limited CC-Aのエンコードの不具合
[修正内容] 「Composite RSS Limited CC-A」にて、2Dのデータが40桁以上の場合に正しくエンコードされない不具合を修正
[補足] 記述されているMicroPDFを使用した「UCC.EAN Composite、RSS Limited CC-A」、現在医療関連で使用されており、規格上最大のデータ数は、「(17)090909(10)12345678901234567890」(※医療では(10)のロット番号は英数最大20桁としている)で最大30桁になり、今回の不具合の対象とはならないため、運用されているお客様には大きな障害とはなりません。
12.[新規]テキストオブジェクトのプロパティにフォントポイント数の設定項目を追加(小数点も可能)
小数点は0.1単位で表示/設定が可能。 設定可能範囲は、1.0~409.0。 範囲外や不正な文字は警告ダイアログが表示される。
※フォント設定ダイアログでは小数点不可
13.[新規]OLEにプリンタ選択機能を追加
プリンタを変更するための下記メソッドをWorkspaceに追加
[追加メソッド] 1.GetPrinterName : 現在のプリンタ名を取得する 2.SetPrinterName : 使用するプリンタを設定する 3.GetPrinterNamesList : プリンタ名の一覧を取得する
[使用例] ・GetPrinterName Set ws = CreateObject("LabelStar.Workspace") MsgBox ws.GetPrinterName
・SetPrinterName Set ws = CreateObject("LabelStar.Workspace") ws.SetPrinter "プリンタ名" ※無効なプリンタ名を設定した場合はエラー(0x80070709)
・GetPrinterNamesList Set ws = CreateObject("LabelStar.Workspace") Dim printers() As String printers = ws.GetPrinterNamesList Dim count As Integer count = UBound(printers) - LBound(printers) + 1 Dim i For i = 0 To count - 1 MsgBox printers(i) Next
14.[新規]デザイン画面で右クリックメニューを追加
追加したメニューは以下のとおり。 「切り取り」 「コピー」 「貼り付け」 「全て選択」 ------------- 「削除」 ------------- 「グループ化」 「グループ化解除」 ------------- 「最前面に移動」 「最背面に移動」
15.[新規]テキスト寸法内の均一
文字配置プロパティに「均等割り付け」を追加。 文字サイズは変えずに、オブジェクトサイズ内に均等に配置される。 改行がある場合は、行ごとに均等に配置する。(行ごとに間隔が変わる)
【R4】
1.[0003437]可変データをDELETEボタンで削除すると、予期せぬエラーが発生する。
本障害は、以下の手順でDELTEを操作行った場合に発生しております。
[手順] 1.新規ラベルファイルを作成する。 2.複数のテキストオブジェクトを作成し、入力属性を可変にする。 3.手順2を繰り返し2回以上実施する。 4.ラベルファイルを保存する。 5.保存したラベルファイルを開く。 6.テキストオブジェクトを1つ選択し、Deleteキーを押す。
[原因] 可変データを変更した際の、データシートの列を操作する処理に問題がありました。
手順のように、ラベルファイルを開いた直後は、データシートに列が生成されていません。その場合に、デザインビューから可変データの操作を行うと、存在しないデータシートの列を操作しようとしてエラーとなっています。 よって、一旦データシートへ遷移した場合は、データシートに列が生成されるため、不具合が発生しません。
[関連不具合] 上記原因により、データシートの列に関連する操作で問題が出ます。具体的には次の操作で問題が再現します。 ・テキスト、画像、バーコードの入力属性が可変のオブジェクトを削除 ・テキスト、画像、バーコードの入力属性が可変のオブジェクトの入力属性を変更 ・テキスト、画像、バーコードオブジェクトの入力属性を可変に変更
[回避方法] ※リビジョンアップを実施せず対処する場合の対策 ラベルファイルを開いた後、一度データシート画面へ遷移し、デザインに戻って操作すると回避できます。
2.[0003438]可変データを固定に戻すと、予期せぬエラーが発生する。
本障害は、以下の手順で操作を行った場合に発生しております。
[手順] 1. 新規ラベルファイルを作成する。 2. 複数のテキストオブジェクトを作成し、入力属性を可変にする。 3. 手順2を繰り返し2回以上実施する。 4. ラベルファイルを保存する。 5. 保存したラベルファイルを開く。 6.テキストオブジェクトを1つ選択し、入力属性を固定に変更する。
[原因、回避方法] 0003437と同じ原因でした。
3.[0003437]「エンコードデータに誤りがあります。データは数字のみで指定して下さい。」 と不要なエラーメッセージが表示される。
本障害は、以下の手順で操作を行った場合に発生しております。
[手順] 1. ラベルファイル「laboT_testA.lbl」を開く 。不要な警告メッセージが表示されてしまう。 2. デザイン画面上で、オブジェクトの選択を切り替える。不要な警告メッセージが表示されてしまう。
[原因] V3.0では、オブジェクトの選択が変更されたときなど、V2.4よりも頻繁に、Evalマクロやリンクの解決を行っており、その都度バーコードにメッセージを指定し直しています。 BSPro.dllでは、バーコードにメッセージを指定される際に、警告メッセージが表示されるために、この現象となっております。
[修正内容] バーコードにメッセージを設定するタイミングを見直すことで修正
【R3】
1.[0003495]305DPIのプリンタを使用すると、デザイン上のバーコード幅が異常になる。
305DPIのプリンタを通常使うプリンタにしている場合に、ラベルファイル「Code128_UCCEAN128.lbl」を開くと、バーコードの幅が実際より大きく描画される。また、バーコードをクリックすると、「バーコードオブジェクトの幅が不足しています」と警告が表示される。 一度「プリンタの設定」ダイアログを表示してから、「Code128_UCCEAN128.lbl」を開くと再現しない。
本障害は、以下の手順で操作した場合に発生します。
[手順] 1.305DPIのプリンタを通常使うプリンタにする。 2.LabelStarを起動する。 3.新規で作成されているラベルファイルを閉じる。 4.ラベルファイル「Code128_UCCEAN128.lbl」を開く。 5.バーコードオブジェクトをクリックする。 6.「バーコードオブジェクトの幅が不足しています」と警告が表示される。 << 異常 7.「プリンタの設定」ダイアログを表示して、キャンセルする。 8.ラベルファイルを閉じる。 9.ラベルファイル「Code128_UCCEAN128.lbl」を開く。 10.「バーコードオブジェクトの幅が不足しています」と警告が表示されない。 << 正常
[原因] LabelStarを起動した直後は、プリンタの情報を取得できていないために、デフォルトの300DPIでバーコードをエンコードしているため発生していました。 印刷時は、正しいプリンタ情報で再度エンコードされるため、問題ありません。
[回避方法] ※リビジョンアップを実施せず対処する場合の対策 一度、「プリンタの設定」ダイアログを開いた後にラベルファイルを開くと、回避できます。 (「プリンタの設定」でプリンタの情報が取得され、正しくバーコードがエンコードされるようになるため)
[修正内容] プリンタ情報の取得処理を見直すことで修正。
2.[0003496]OLEで印刷するとプリンタ解像度によってバーコードサイズが変わる。
OLEで印刷するとプリンタ解像度によってバーコードサイズが変わる。 解像度が300dpiから大きく離れたプリンタを使用すると顕著に再現する。(1200dpiなど) 解像度が300dpiより大きいプリンタで印刷すると小さく印刷されてしまう。 解像度が300dpiより小さなプリンタで印刷すると大きく印刷されてしまう。
本障害は、以下の手順で操作した場合に発生します。
[手順] 1. 解像度が300以外プリンタをデフォルトのプリンタにする。 2. 添付の「Label.lbl」をLabelStarで開いてデータシートで印刷する。 3. 印刷結果を確認する。 4. 添付の「印刷.js」を実行する。 5. 印刷結果を確認すると、手順3のものとサイズが異なる。 << 異常
[原因] 0003495と同じ原因でした。 プリンタの情報を取得できていないために、デフォルトの300DPIでバーコードをエンコードしており、この現象となっていました。
[回避方法] ※リビジョンアップを実施せず対処する場合の対策 ありません。リビジョンアップを行ってください。
[修正内容] プリンタ情報の取得処理を見直すことで修正
【R2】
1.[0003192]カウンタを使用した際に、連続印刷の途中で印字が止まる(応答なし状態になる)。
「カウンタ印刷700枚以降、印刷処理が遅くなる」印刷処理が遅くなるのではなく、印刷がキャンセルされる動作となりました。
[原因] バーコードを1つ印刷するごとに、リソース(GDIオブジェクト)が蓄積しており、大量のバーコードを印刷すると、容量不足でリソースが確保できない状態になっていることが原因です。 本件は、バーコードを大量に(約4000から5000個)印刷した場合に発生する可能性があります。
[修正内容] 印刷処理内で、リソースのリークが見つかりました。リソースを破棄する処理を追加しました。
2.[0003299]可変データをグループ化すると開くときにエラーになる。
[修正内容] 可変データを列挙する処理で、グループ内の可変データが漏れていました。
3.[0003378]画像コントロールにおける縦横比を保持する画像オブジェクトが正しく印刷されない。
[修正内容] 「縦横比」プロパティが「保持する」の場合の計算に問題がありました。