クラウド型倉庫管理システム EPG/LFSを2月より販売開始
ドイツEPG社のクラウド型倉庫管理システム LFSを2月から販売開始。
業種・職種を選ばず、短期で導入可能。多言語対応により海外拠点も一元管理。
自動認識システムのアイニックス株式会社(東京都目黒区大橋1-6-2 電話03-5728-7500 代表取締役 平本純也)は、ドイツの物流システム開発会社であるEPG社の倉庫管理システムLFS日本語版を2月より販売開始します。アイニックスは、自動認識ソリューション提供会社として自動認識機器販売、自動認識パッケージソフト開発、および、倉庫管理などの物流システムを開発しています。EPG社は、1987年に設立した物流システム開発会社で、2012年に独自の物流センターを建設し、物流業務の中で培ったノウハウをシステムに反映させなら継続的に開発を行っています。そして、現在、グローバルな1,500のユーザと10万人の作業者がLFSを使用しています。
LFSは、倉庫内のすべての業務と物流をアクティブに制御することで、経営戦略や営業戦略の見直しを可能にする倉庫管理システムです。クラウド型システムでありながら、様々な業種や業務に合わせてワークフローを柔軟にカスタマイズできます。豊富な機能から必要な機能を選択して画面に配置し、不要な機能を非表示にできます。したがって、従来のWMSのように業種別に購入し、カスタマイズに膨大なコストを掛ける必要はありません。LFSの豊富な機能は、3PL、EC、食品、自動車、電気、化学/薬品などの業界・業種を超えて約90%の業務に対応できます。もちろん、ユーザ特有の機能は、有償でカスタマイズに応じます。
LFSは、Windows、Linux、IBM iシリーズ(AS/400、i5)などの一般的なプラットフォームと、モバイルアプリケーション用のAndroidおよびiOSで動作します。 また、業界をリードするデータベースOracle、MS SQL、および、DB2を使用できますので、現行システムからの移行が容易です。 SOA (Service-Oriented Architecture)環境におけるサービスと同様に、LFSは、多くの一般的なERPおよびPPS (Production Planning System)システムへの通信インターフェイスを持っています。そして、SAP認定によりSAPプロサードパーティのソフトウェアを使用せず直接接続が可能です。
LFSは、モジュール構造のプログラムになっていますので、殆どの機能を設定だけで業務に合わせてカスタマイズできます。しかも、クラウド型ですので、サーバ設定やデータベース設定の必要がありません。LFSは、安全でシンプルなデータ移行を約束し、かつ迅速にデータを統合させることで、従来のWMSでは実現できなかった運用開始までの期間を大幅に短縮できます。マスターデータは、xml マッピングやGateway マッピングによるフラットデータで取り込むことができます。
今日、企業管理者は、WMSが倉庫プロセスを最適化し、コストの削減とワークフローの可視化を期待しています。特にグローバル企業は、国境を越えて複数の言語で使用できるソフトウェアを使用して、商品のフロー全体を制御できるシステムを求めています。LFSは、設定でローカル言語に変更でき、ドイツに置いたクラウドサーバをグローバルに使用しますので、シンプルで効率的なワークフローを提供します。日本語、英語、中国語などの16言語に対応しています。
倉庫管理システムLFSの基本ソフトウェア価格は、約1,500万円(消費税別)で、クラウドサーバ費用と保守費用の基本月額は約60万円です。そして、初年度5,000万円の販売を予定しています。