ウェアラブルリングスキャナ GSR-1120 を2月より販売開始
ウェアラブル リングスキャナGSR-1120を2月より販売開始
レーザースキャナで長距離、高速読取、ハンズフリーで生産性を大幅にアップ
自動認識システム開発のアイニックス株式会社(東京都目黒区大橋1-6-2 電話03-5728-7500 代表取締役 平本純也)は、中国ジェネラルスキャン社(Generalscan)のウェアラブルリングスキャナ GSR-1120を2月より販売開始します。GSR-1120は、高性能なレーザースキャナを搭載した新世代のウェアラブルのバーコードスキャナです。指に装着することによりハンズフリーを実現し、リーダを持つ、離すという動作がなく素早く読み取ることができるため、作業効率を25%以上に改善します。
GSR-1120は、人差指に装着し側面のトリガーボタンを親指で押して読取します。重量は約55gと小型、軽量で、違和感なく指に装着することができます。また、トリガーボタンを取り外して左右を入れ替えることにより、利き手に合わせて読取方向を変更できます。またストラップバンドは、お好みに合わせてゴム製とナイロン製を選択できます。
バーコード読取は、米国Zebra社のレーザースキャナエンジンEM1350を搭載していますので、分解能は1次元が0.127mmと高く、読取距離は JANコード(0.33mm)で約60cmと長距離です。また、反射バーコードを使用すれば約4.5mの優れた読取性能を提供します。
GSR-1120は、LED、ピーバー音の他にバイブレターでも読取確認ができますので、騒音の多い現場や静かな病院でも使用できます。したがって、入出庫、ピッキング、棚卸、配送などの物流業務、生産管理、品質管理、資産管理、追跡管理、販売管理、患者認証など、幅広く使用できます。
GSR-1120は、低消費電力(BLE)に対応したBluetoothバージョン4.0を搭載しているため、Windows、Android、iOSのデバイスとHIDやSPPのプロトコルで接続でき、最大20mの通信が可能です。また、NFCタグ搭載により、Androidデバイスと簡単にペアリングできます。通信範囲外ではバッチモードに設定をすることにより、読み取ったデータを内部メモリに約5,000件(JANコード)のデータを蓄積することができます。
600mAhの大容量バッテリにより、5秒毎のトリガー間隔で15時間以上の読取が可能で、読取回数に換算すると1万回以上になります。また、バッテリを取外しできますので、お客様自信でバッテリ交換が可能です。オプション品である2連バッテリチャージャによって、非接触で充電できますので接点トラブルを回避できます。
ウェアラブルリングスキャナGSR-1120はオープン価格ですが、参考価格は58,000円(税別)です。また、大容量バッテリ、通信、充電用USBケーブル、ゴム製/ナイロン製ストラップが付属しています。また、物流システムや製造システム向けに、年間3,000台の販売を計画しています。
コンパクトなデザイン |
バッテリを交換可能 |
視認性の高いコーナーLED |
2スロット バッテリチャージャ(オプション) |