LEDピッキング電子ラベル Newton LED Picking ESLを6月より販売開始
電子ペーパーとLEDボタンで出荷指示、無線でデータ更新
LEDピッキング電子ラベル Newton LED Picking ESLを6月より販売開始
自動認識システム開発のアイニックス株式会社(東京都目黒区大橋 1-6-2 電話 03-5728-7500 代表取締役平本純也)は、韓国SoluM社のLEDピッキング電子ラベルNewton LED Picking ESL(Electronic Smart Label)を6月より販売開始します。Newton LED Picking ESLは、LED押しボタンと電子ペーパーによりリアルタイムに出荷指示ができるピッキング用電子表示器です。表示部には視認性の高い4.3インチ電子ペーパーを採用、品名、型名、数量などを綺麗に表示できますので、棚札としても使用できます。確認用の押ボタンは、操作し易いように大きくデザインし、しかも7色のマルチカラーLEDです。
LEDピッキング電子ラベルは、物流倉庫でのピッキング作業を効率化するための新しい製品です。表示部には、視認性の高いE-ink社の電子ペーパーを採用しており、文字、数字に限らずイラストや写真等の表示も可能です。画面サイズは、4.3インチで、表示色は、黒色/白色の他に赤色にも対応しています。赤色は、注意表示、緊急表示、出荷数表示など強調したいときに便利です。また、ピッキング操作がしやすいように大きな押しボタンにLEDを組み込みし、見易さと操作性を改善しました。また、小さな押しボタンを側面に2個装備していますので、画面切替やホストとの連絡が可能です。
LEDピッキング電子ラベルのLEDボタンを点滅させ、作業者にピッキングする棚の場所を指示します。作業者は、表示された数量を棚から取り出し、LEDボタンを押して確認します。数量の他に品名や型名も表示できますので、棚札としても利用できます。LEDは7色表示できますので、作業者を色分けすることにより、同じエリアで複数の作業者がピッキングできます。また、出荷先毎に複数の製品をピッキングする場合、通常は赤色を点滅させ、最後から一つ前は黄色に、最後は緑色にするなど、工程で色を変えることにより作業者に完了を知らせることができます。
LEDピッキング電子ラベルは、2.4GHz帯の特定小電力無線通信を使用していますので、ゲートウェイから半径30mの通信が可能です。1台で広いエリアをカバーし、LEDピッキング電子ラベルを50,000台まで管理できます。複数台のゲートウェイをLANでネットワーク化することにより、更に広い範囲をカバーできます。70以上のRFチャネルをサポートしているため、WiFiとの干渉の問題は殆どありません。また、自動チャネル選択システムにより、チャネルの衝突を回避できます。
無線通信ですので、LEDピッキング電子ラベルを棚に取り付けるだけで配線が不要です。したがって、設置工事や棚変更が簡単です。ゲートウェイは、電波テストをしたうえで天井や壁など最適な場所に設置します。バッテリは、どこでも入手できる単三電池を4本使用していますので、ユーザで交換が可能です。しかも、電池寿命をサーバで管理できますので、計画的に交換することができます。電池寿命は、一日に2回の表示更新と100回点滅させた場合で約5年間です。
LEDピッキング電子ラベルNewton LED Picking ESLの価格はオープン価格です。スモールスタート用のトライアルセットは、LED Picking ESL 8個とゲートウェイ、サーバーソフトウェアの組み合わせで、参考価格が48万円です。そして、製造業、物流業の市場に、初年度5,000万円の販売を見込んでいます。
LEDピッキング電子ラベル ゲートウェイ