ウェアラブルスキャナProGlove MARK Display を5月より販売開始
ウェアラブルスキャナProGlove MARK Displayを5月より販売開始
手元画面による指示や確認とハンズフリーにより生産性向上
自動認識システム開発のアイニックス株式会社(東京都目黒区大橋1-6-2 電話03-5728-7500 代表取締役 平本純也)は、ドイツ、ワークアラウンド社(Workaround GmbH)の2次元ウェアラブルスキャナ ProGlove MARK Displayを5月より販売開始します。MARK Displayは、電子ペーパーディスプレイを搭載した新コンセプトのウェアラブルデバイスです。専用のグローブ(インデックストリガー)を利用して手の甲に装着することにより、開梱や梱包、商品を取るといった作業時に両手を使うことができ、さらに手元ディスプレイにより視線を動かすことなく指示を確認できるため、作業効率を大幅に向上できます。あるユーザのデータによると、読取速度が通常の手持型スキャナと比較して約20%早くなったので、ROIが非常に高いと言えます。
ProGlove は、高解像度の2次元イメージャを搭載、手元の伝票やスマホ画面から1.5メートル以上離れた商品や棚のバーコードまで広い範囲で読取ることができます。十字カーソルによるレーザ照準光は、高い視認性により素早くバーコードを狙うことができます。また、ビーパー音の他に、後部の大きなLEDとバイブレータで読取確認ができますので、騒音環境でも使用できます。
ProGloveのインデックストリガーは、手に素早く装着でき、また、スキャナを簡単に装着または取外しができます。また、手が蒸れないように通風性が高く、アレルギー対策のラテックスフリー素材が使用されています。また、人間工学により狙った場所を素早くスキャンできるようにデザインされています。
ProGloveのディスプレイは、Eink社の電子ペーパーを使用していますので、高い視認性と省電力を実現します。サイズは1.54インチ、解像度は200 x 200 (188dpi)ですので、1行、2行、3行など、自由にレイアウトできます。電子ペーパーと低消費電力無線通信(BLE)により、フル充電で約6,000回の読取が可能です。
ProGlove は、低消費電力(BLE)に対応したBluetoothバージョン5.0を搭載しているため、スマートフォン、タブレット、PCなどにリアルタイムに通信できます。また、iOS、Android、Windowsに対応、HID(キーボード) または Insight Mobile Android SDKおよびProglove iOS SDKで接続できます。USBの場合は、オプションのGatewayにより接続できます。いずれもペアリング用QRコードを読み取るだけの簡単な操作で接続できます。
ProGloveは、USB充電の2連充電器とACアダプタ充電の10連充電器が用意されています。充電時間は、約2時間です。インデックストリガーは、右手用/左手用の他に、SMLの3サイズが用意されており、作業者に合わせて選択できます。ProGloveを不用意にぶつけないために、利き手でない方に装着することをお勧めします。日本人では、Mサイズが男性に、Sサイズが女性に適しています。また、洗濯できませんので、使用期間は、3ヶ月から6ヵ月が目安です。
ウェアラブルスキャナProGlove MARK Display はオープン価格ですが、参考価格は240,000円(税別)です。オプションのインデックストリガーもオープン価格ですが、参考価格は3枚セットで26,000円(税別)です。また、物流システムや製造システム向けに、年間1,000台の販売を計画しています。
専用グローブ(インデックストリガー)で手に装着 |
必要な情報のみをMARK Displayに表示 |
2スロット バッテリチャージャ(オプション) |