ウェアラブルリングスキャナ GSR-3521 を12月より販売開始
ウェアラブル リングスキャナGSR-3521を12月より販売開始
2次元シンボルをハンズフリーで素早く読み取り、生産性を大幅にアップ
自動認識システム開発のアイニックス株式会社(東京都目黒区大橋1-6-2 電話03-5728-7500 代表取締役 平本純也)は、中国ジェネラルスキャン社(Generalscan)の2次元ウェアラブルリングスキャナ GSR-3521を12月より販売開始します。GSR-3521は、高性能な2次元イメージャを搭載した新世代のウェアラブルのバーコードスキャナで、従来品より20%安価です。指に装着することにより、リーダを持つ、離すという動作が不要になることに加え、2次元イメージャによりシンボルの向きを気にすることなく素早く読み取ることができるため、作業効率を25%以上に改善します。
GSR-3521は、人差指に装着し側面のトリガーボタンを親指で押して読取します。重量は約60gと小型、軽量で、違和感なく指に装着することができます。また、トリガーボタンを取り外して左右を入れ替えることにより、利き手に合わせて読取方向を変更できます。またストラップバンドは、お好みに合わせてゴム製とナイロン製を選択できます。
GSR-3521は、LED、ピーバー音の他にバイブレターでも読取確認ができますので、騒音の多い現場や静かな病院でも使用できます。更に2次元イメージャにより、バーコードばかりでなく、QRコードなどの2次元シンボルやGS1 Databarの合成シンボルを読取できます。したがって、物流管理、生産管理、品質管理、資産管理、追跡管理、販売管理、患者認証など、幅広く使用できます。
GSR-3521は、低消費電力(BLE)に対応したBluetoothバージョン4.0を搭載しているため、Windows、Android、iOSのデバイスとHIDやSPPのプロトコルで接続でき、20mの通信が可能です。また、NFCタグ搭載により、Androidデバイスと簡単にペアリングできます。通信範囲外ではバッチモードに設定をすることにより、読み取ったデータを内部メモリに約5,000件(JANコード)のデータを蓄積することができ、付属のUSBケーブルを使用することで、蓄積したデータをPCにアップロードできます。
600mAhの大容量バッテリにより、5秒毎のトリガー間隔で8時間半の読取が可能です。また、バッテリを取外しできますので、お客様自信でバッテリ交換が可能です。オプション品である2連バッテリチャージャによって、非接触で充電できますので接点トラブルを回避できます。
スキャンエンジンには、米国Zebra社の2次元イメージャエンジンSE4107搭載していますので、分解能は1次元が0.127mm、2次元が0.17mmと高く、読取距離は JANコード(0.33mm)で約50cmと長距離です。また、主な1次元、2次元シンボルの他に、郵便バーコードやOCRフォントの読取が可能です。
ウェアラブルリングスキャナGSR-3521はオープン価格ですが、参考価格は80,000円(税別)です。また、大容量バッテリ、通信、充電用USBケーブル、ナイロンストラップが付属しています。また、物流システムや製造システム向けに、年間1,000台の販売を計画しています。
コンパクトなデザイン |
バッテリを交換可能 |
視認性の高いコーナーLED |
2スロット バッテリチャージャ(オプション) |