ウェアラブル リングスキャナMT581を12月より販売開始
ウェアラブル リングスキャナMT581を12月より販売開始
超コンパクト、最軽量20gを実現、ハンズフリーで2次元シンボルを読取
自動認識システム開発のアイニックス株式会社(東京都目黒区大橋1-6-2 電話03-5728-7500 代表取締役 平本純也)は、台湾マーソン社(Marson Technology)のウェアラブルリングスキャナ MT581を12月より販売開始します。MT581は、ウェアラブルのバーコードスキャナで、指に装着することによりハンズフリーを実現します。ハンズフリーにより、リーダを持つ、離すという動作が不要になることに加え、2次元イメージャによりシンボルの向きを気にすることなく素早く読み取ることができるため、作業効率を25%以上改善できます。
MT581は、女性でも負担なく指に装着できるように小型・軽量にデザインされており、重量は、約20gとクラス最軽量です。また、ダブルストラップ構造により、指が固いケースに直接触れることがありませんので、長時間の使用で皮膚を傷つける心配がありません。更に、抗菌仕様になっていますので衛生的です。またトリガーボタンをスキャナの左右に配置していますので、利き手で操作することができます。スキャナボタンは、メカ式でなくタッチ式(電子式)ですので、軽く触れるだけでスキャンを開始します。また、グローブの上からでも操作することができます。
二次元イメージャの解像度は640×480ピクセル、分解能は、1次元が0.125mm、2次元が0.17mmと高分解能です。読取距離は、JANコードで約30cmと遠隔読取が可能です。MT581は、印刷されたバーコードばかりでなく、スマートフォンなどの画面に表示されたバーコードも読取できますので、スマホ決済に使用できます。
MT581は、最新のBluetooth V5.0を搭載していますので、Android、iOS、Windowsのタブレット、スマートフォン、ノートPCなどBluetooth機能を備える各種デバイスに接続可能です。また、USBは、 HID、SPP または USB VCP で接続することができます。読み取ったデータを内部に蓄積するデータコレクタ機能を搭載していますので、棚卸などにも利用できます。2MBの内部メモリーには約20,000件のデータが蓄積することができ、USB接続でPCに転送できます。
バッテリーは240mAhのリチウムポリマーバッテリーを搭載しています。Bluetooth V5.0の省電力設計により、満充電で4,500回以上(5秒間間)の読取が可能です。充電は、USBケーブルで行います。また、リングスキャナを置くだけで充電できる充電クレードル MT612をオプション品として用意しました。
ウェアラブルリングスキャナMT581はオープン価格ですが、参考価格は42,000円(税別)です。通信、充電用のUSBケーブルとスペアベルクロストラップ3本が付属しています。ウェアラブルスキャナは、ハンズフリーが必要な物流や製造分野で主に使用されますが、MT581は小型・軽量ですので小売やサービス分野にも適しています。そして、初年度1,000台の販売を計画しています。
ディアルタッチトリガーボタン |
充電クレードル MT612 |