Easy Barcodingによるバーコード作成

バーコード作成ソフトの重要性

従来、バーコードを作るためには、数十万円のバーコードプリンタを購入し、更に専用の印刷ソフトを開発しなければなりませんでした。更に、仕様変更の度に開発者に変更を依頼しなければならないため、少々不便があっても我慢して使用していることが多かったと思います。これらの問題を解決し、誰でも僅かな予算で簡単にバーコードを作成できるようにすることは、Easy Barcodingの重要なテーマです。そのためには、まず、WordやExcel、Access等のEUC(End User Computing)ソフトと連携して簡単にバーコードをデザインでき、そして、レーザプリンタやインクジェットプリンタのような低価格の汎用プリンタを使用して高精度のバーコードを作成できるソフトが必要です。

バーコードプリンタのオープン化

最近、Windows版のバーコード作成ソフトは、様々なプリンタメーカが販売していますが、一般的に高価であり、更に、使用できるプリンタが同じメーカの製品に限定されている事が多いです。これは、ユーザが簡単にラベルデザインをすることができると言う点は評価できますが、プリンタがオープン化されていないことから、Easy Barcodingとは言いがたいです。EUCが、メーカや機種に限定されないオープンなハードとソフトによって普及してきたことから、Easy Barcodingにおいてもプリンタを限定しないオープン化は、重要なテーマであると思います。 Easy Barcodingが実現すると、予算がないスタート段階は、レーザプリンタで印刷し、その後、バーコードラベルのオンデマンド発行(必要に応じて1 枚づつ発行する)や耐環境性に強いラベルが必要になった時、ラベルプリンタを購入するだけ迅速に対応できるようになります。

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勝手にバー幅を変更するWindowsドライバ

レーザプリンタやバーコードプリンタと印刷ソフトの共通化を図るためには、印刷コマンドをプリンタに直接送るのではなく、Windowsのプリンタドライバを介して印刷する方法が、最も簡単な方法です。プリンタドライバによる印刷の場合、バーの幅がバラバラで印字品質が良くないと言われることがあります。実際、高密度のバーコードを印刷した場合、読取率が大幅に低下することがあります。その理由は、バーコード作成ソフトが計算したバーとスペースの幅の値をプリンタドライバに渡すと、プリンタドライバは、その理論値にできる限り近づけて印刷しようとプリンタドットをコントロールするからです。例えば、300DPIのレーザプリンタで細バー0.21mmのバーコードを印刷するときのしくみを考えてみましょう。プリンタのドットピッチは0.085mm ですので、2ドットの0.17mmと3ドットの0.255mmを交互に印刷することにより、細バー幅の平均値が0.21mmになるように自動調整します。したがって、Windowsドライバを使用する場合は、理論値の他に印刷値も計算して、プリンタの解像度に適した印刷値を送らなければなりません。これを行っているソフトが、バーコード作成ソフトウェア BarStarバーコード印刷ソフトウェア LabelStarです。

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