2次元プレゼンテーションスキャナ S680を6月より販売開始
2次元プレゼンテーションスキャナ S680 を6 月から販売開始
低価格ながら高い読取性能。商品読取とスマホ読取を1 台で対応
自動認識システム開発のアイニックス株式会社(東京都目黒区大橋1-6-2 電話03-5728-7500 代表取締役 平本純也)は、台湾PC Worth International 社の2 次元プレゼンテーションスキャナS680 を6 月より販売開始します。S680 は、ハンドフリー読取とハンドヘルド読取ができる低価格なプレゼンテーションスキャナです。メガピクセルイメージセンサを搭載することで読取性能が大幅に向上し、高い分解能、広い読取範囲、早い移動読取を実現しました。また、前後の大きな首振り角度により、テーブルばかりでなく壁に取りけることができます。
2次元プレゼンテーションスキャナS680 は、機械学習アルゴリズムと先進の画像認識技術による最新のイメージエンジンFuzzyScan を搭載し、一般的に使用される全てのバーコード、2 次元シンボル、郵便コードを読み取ることができます。また、スマートフォン等の液晶画面に表示されたバーコードの読取にも高い性能を発揮するため、小売、物流、製造、医療などの幅広い用途に使用できます。
1280×800 ピクセルの高解像度イメージセンサを搭載していますので、0.076mm(1 次元)および0.127mm(2 次元)のシンボルまで読み取ることができます。また、読取距離は、JAN コード(0.33mm)の場合、接触から約25cm までと大きくなっています。更に、読取範囲は視野角が56°×37°とワイドです。
S680 は、スキャナの前にバーコードを翳すだけで素早く読み取りできすので、スキャンアンドゴーのセルフショッピングを可能にします。最大移動読取速度が毎秒6m とトップクラスの速さですので、バーコードを止めずに素早く読み取りできます。したがって、お客様を待たせる時間を少なくできます。
通常は、商品をスキャナの前に翳してハンズフリー読取をしますが、ドッグフードなどの大きな商品を読み取る場合やメニューシートを読み取る場合は、スキャナのトリガーボタンを押してハンドヘルドモードに切り替えできます。ハンドヘルド読取では、緑色のスポット光でシンボルを狙い、トリガーボタンを押して読み取りします。緑色の照準光は、明るい場所でも高い視認性を提供します。
スキャナスタンドは、前傾45°から後傾90°まで広い傾斜角度に対応していますので、現場や商品に合わせて最適な角度に調整できます。しかも、オプションの固定マグネットを装着することによって、偶発的な落下を心配することなくカウンタにしっかりと固定できます。また必要に応じてスキャナをテーブルから取り外し、手で持って読み取ることができます。
コンパクトでモダンなデザインは、 スーパー、コンビニ、キヨスク、専門店など、様々な店舗にフィットします。また、多用途用に設計されたスキャナスタンドは、店舗カウンタばかりでなく、テーブルの下側や壁に取り付けたり、受付端末やポイント端末などに組み込むことができます。
2次元プレゼンテーションスキャナS680 の参考価格は、USB インターフェイスで52,000 円(税別)です。小売業、物流業、製造業、医療などを中心に初年度1,000 台の販売を見込んでいます。