バーコード作成ソフトウェアBarStar Pro V4.0を11月より販売開始
自動認識システムのアイニックス株式会社(東京都目黒区大橋1-6-2 電話03-5728-7500 代表取締役 平本純也)は、Windows 10/11に対応したバーコード作成ソフトウェアBarStar Pro V4.0(バースタープロ)を開発し、11月21日より販売を開始します。バージョン4.0は、Windows11に対応すると共に新たなシンボルとして、DataMatrix長方形拡張(DMRE)を追加しました。スタンダード版の他に、DTK版(開発版)、DLL版、Java版、.NET版のバージョン4.0を同時に販売開始します。
今回のバージョンアップでは、Windows11に対応したことによって最新のOSで使用できるようになりました。また、シンボルとしては、DataMatrix長方形拡張(DMRE)に対応しましたので、電子部品、医薬品、医療材料などの小さなスペースにマーキングできるようになりました。このシンボルは、従来のDataMatrixに比べて多くの情報を横長に表示することができます。
また、GS1規格への強化としてGS1 QR CodeやGS1 DataMatrixの作成時にGTINのチェックデジットをチェックまたは付加する機能を追加すると共に、GTIN(商品コード)をシンボルの下に表示し、それ以外を上に表示する機能を追加しました。更に、GS1対応シンボルにおいて、固定長アプリケーション識別子、可変長アプリケーション識別子、区切り文字のチェック機能を追加し、生成時にフォーマットをチェックできるようにしました。この機能より生成時に誤ったフォーマットで作成することを防ぐことが出来ます。
BarStar Proは、国内外の主要なバーコードと2次元シンボルをすべて作成することができる高精度でフレキシビリティの高いバーコード作成ソフトウェアです。バーコードをプリンタ1ドット単位に自動調整して作成しますので、高精度なバーコードを印刷できます。また、レーザプリンタやインクジェットプリンタでバーが太る場合は、バー幅を小さくスペース幅を大きくするなど、プロ用の機能を数多く備えています。
BarStar Pro V4.0のスタンダード版は、マニュアルでバーコードを作成し、他のドキュメントに貼り付けるのに便利なソフトウェアです。DTK版は、アプリケーションへの組込やサーバ用の開発ソフトウェアです。DLL版、.NET版、Java版は、アプリケーションへの組込みやサーバで使用するためのソフトウェアです。
スタンダード版の1ライセンス価格は29,800円(税別)です。DTK版、DLL版、.NET版の開発ライセンスは、1サーバまたは5ライセンス付で105,000円(税別)であり、別途、配布ライセンスとサーバライセンスが必要です。サーバライセンスは、オンプレサーバ用とクラウド系サーバ用を用意しました。クラウド系サーバとは、インターネットを使用して社外に設置されたクラウドサーバ、レンタルサーバ、データセンタなどを指します。
従来のバージョンV3.0をお持ちの場合、スタンダード版1ライセンスが12,000円(税別)、DTK版、DLL版、Java版の開発ライセンスが42,000(税別)円でアップグレードできるバージョンアップサービスを用意しました。
DataMatrix長方形拡張(DMRE)の作成例