Code93
概要
Code93は、1982年にインターメック社が開発した英数字が使用できる高密度バーコードである。Code93の名称は、1キャラクタが9モジュールで構成され、そのうち3本がバーにであることに由来している。2000年にUSS-CODE93として規格化されている。Code93は、Code39の43キャラクタ以外に4種のシフトキャラクタを持っている。これらと文字キャラクタを組み合わせてフルアスキー128キャラクタを表現できる。また、Code93は、高密度であるため、チェックキャラクタを2個持っている。
特長
- キャラクタ セットは、ASCII 128文字すべてを表現できますが、数字(0から9)、記号(-、.、スペース、$、/、+、%)、英字(AからZ)と4種類のシフト コードの組み合わせで表します。
- シンボルキャラクタは、9モジュールで、バーで始まる3本のバーと3本のスペースで構成されている多値幅型(n,k型)シンボルで、キャラクタ間にスペースが入らない連続型です。
- スタート コードは"111141"、ストップ コードは"1111411"です。
- 自己チェック機能は有りません。
- チェックデジットは、モジュロ47による2シンボル キャラクタを使用します。
寸法
- モジュール幅(X)はUSS-CODE93の規格によると0.191mmです。
- クワイエットゾーンの最小値は、10Xまたは2.54mmの大きいほうの値で、手動走査の場合は6.35mm以上が好ましいとされています。
- モジュールの高さの最小値は、5mmまたはシンボル全長の15%の大きい値です。