ピッキング生産性を30%改善、バーコードなしでも運用可能
Lydia Voice
欧州ナンバーワンの音声認識エンジンLydiaを使用した音声ピッキングシステムです。棚番の音声指示に対して、棚番のチェックデジットを音声で応答し棚を確認します。次に数量の音声指示に対して、出荷数量を音声で応答します。
ハンズフリーとアイズフリーにより、リストピッキングやバーコードピッキングに比べ作業効率を30%以上改善できます。棚や商品にバーコードを付ける必要がありませんので、導入が容易です。
POT Voiceの名称が、Lydia Voiceに変更されました。
特長
音声登録がいらない不特定話者方式
声登録や音声トレーニングが不要ですので、誰でもすぐに使用できます。作業者変更が激しい物流現場に最適です。
多言語対応
48ヶ所の国と地域の言語に対応しており、しかも、同じ現場で複数言語を同時に使用することができます。したがって、外国人の作業者は、自国語でピッキングをすることができます。
聞き易く疲れない自然音声アナウンス
アナウンスは、音声合成による機械音でなく自然音ですので、認識し易く、しかも、長時間の運用でも疲れを最小化します。
ボイスコマンドで機能設定、IP電話で通話可能
ログイン、作業開始、音量調整、一時停止などを音声で制御できます。また、IP電話への接続ができますので、別に無線電話を持つ必要がありません。
騒音に強いソフトウェアオーディオフィルタ
ノイズキャンセルヘッドセットとソフトウェアフィルタは、厳しい騒音環境でも高い信頼性を保証します。
ERP、WMSと簡単に連携、進捗管理が可能
上位システムで作成した出荷指示ファイルを取り込み、ピッキングを行います。そして、出荷実績をアップロードします。また、管理画面では、ピッキング指示内容とその進捗状況を表示します。SAP ERPをお使いの場合は、ダイレクトに接続することもできますので、導入コストを削減できます。
Androidに対応
Lydia Voiceは、Lydia® Androidを使用していますので、一般的なAndroidモバイルコンピュータを使用することができます。耐久性とバッテリ寿命の観点から、Bluebird社の業務用のモバイルコンピュータ EF401やZebra社の業務用タッチモバイルコンピュータTC21を推奨しています。
冷凍庫でも使用可能
Android モバイルコンピュータEF401やTC21の使用温度は-10℃からですが、防寒服の下に装着することによって冷凍庫のなかでも使用することができます。冷凍庫では、画面表示やキー操作ができませんので、音声ピッキングは最適です。
便利な音声トレーニングツール"Copilot"
コパイロットを使用することにより、業務用PDA を使用して、作業者の音声トレーニングを実施できます。
作業者が聞いているアナウンスをトレーナが聞くためには、通常、ヘッドセットを分岐します。コパイロットは、無線LANを使用しますので、作業者から離れて指導できます。
マスクを使用可能
マスクを着用しているときの認識率を評価するためのテストを実施しました。音声認識ソフトウェア Lydia 8は、3種類のヘッドセットと、N95、FFP2、紙、布製のマスクでテストしました。その結果、すべての組み合わせで、マスクありの認識率は、マスクなしのピッキングとほぼ同じ認識率(99.75%〜100%)を示しました。Lydia Voiceは、マスクを着用している場合でも、トレーニング、再トレーニング、システムの調整なしで、正確な音声認識を保証します。
カスタマイズ可能
お客様の要望に合わせて、運用フローの変更、バーコード読取、出荷ラベル印刷等のカスタマイズに対応いたします。
Lydia Voice システム概要
Lydia Voiceは、作業者が使用する音声ターミナルシステム及びサーバ&クライアントのPCシステムで構成されています。Lydia Voiceサーバは、使用する音声ターミナル数に応じたライセンス形態になっています。
音声ターミナルシステム
ピッキング処理 | |
ロケーション指示 | ロケーション番号をアナウンスし、チェックキャラクタを発声します。 |
数量指示 | 出庫数をアナウンスし、出庫数量を発声します。 |
PCシステム
ピッキング業務 | |
出荷指示データ取込 | ホストからCSV形式で出荷指示データを取り込みます。 |
出荷実績データ転送 | 出荷実績データをCSV形式でホストに転送します。 |
出荷指示進捗照会 | 出荷指示の進捗を画面で確認できます。 |
履歴管理 | 入出力データのログを取り、それを出力できます。 |
マスタ登録 | |
担当者マスタ | 担当者マスタを登録します。 |
音声ダイヤグラム
音声ピッキングは、認識率と認識精度が課題です。Lydia Voiceは、認識率を高めるために発音する言葉を、数字及び開始、訂正、OKなどの限られた単語に限定しています。これは、業務を簡素化し、誰でも直ぐに運用できることに繋がります。
Lydia Voiceは、アナウンスで指示されたロケーションが正しいかどうかを確認するために、チェックキャラクタを使用しています。予めロケーション番号の後ろにチェックキャラクタ(数字2桁から4桁)を表示しておきます。作業者がそのチェックキャラクタを発声することにより、正しいロケーションかどうかを確認 します。間違ったチェックキャラクタを発声した場合、システムは、ロケーション番号を繰り返します。
作業者は、チェックキャラクタや数量の後にOK(オッケー)と発音しますが、これは、数字入力の終了を意味しています。数字入力の終了を空白時間で確認するより、次の指示を早く行うことができます。
バーコード検品、ロット番号入力
Lydia Voiceの基本フローは、ロケーションと数量の指示ですが、商品特性によっては、バーコード検品やロット番号入力が必要になります。POT Voiceは、コードレスバーコードリーダまたはバーコードリーダ内蔵のモバイルターミナルを使用して、これらを実現することができます。(カスタマ イズ対応)
出荷ラベル発行
ピッキング処理では、終了後に出荷ラベルを発行する場合があります。POT Voiceは、モバイルプリンタまたは据置プリンタを使用した出荷ラベル発行を行うことができます。(カスタマイズ対応)
音声ターミナル
Lydia Voiceは、Android 5.0以降のバージョンが搭載されたモバイルコンピュータを使用することができます。また、BluetoothヘッドセットやVoiceWareを使用することができます。
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ワイヤレスヘッドセット |
品 名 | 型 番 | 標準価格(税別) | ネット価格(税別) |
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Lydia Voice V1.0 音声ピッキングシステム 音声ターミナル最大接続数10台。 |
PVW100JA-10 | オープン価格 | お問合せ下さい |
Lydia Voice V1.0 音声ピッキングシステム 音声ターミナル最大接続数20台。 |
PVW100JA-20 | オープン価格 | お問合せ下さい |
Lydia Voice V1.0 音声ピッキングシステム 音声ターミナル最大接続数50台。 |
PVW100JA-50 | オープン価格 | お問合せ下さい |
topSPEECHスピーチライセンス 音声ターミナル1台に1ライセンス必要。
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1-08-001-001 | オープン価格 | お問合せ下さい |
topSPEECH engine administration Lydia Voiceサーバに1ライセンス必要。 |
1-08-001-013 | オープン価格 | お問合せ下さい |
topSPEECH voice trainings system Lydia Voiceサーバに1ライセンス必要 |
1-08-001-014 | オープン価格 | お問合せ下さい |
レーザスキャナ | 有線LAN | ||
1Dイメージャ | 無線LAN | ||
2Dイメージャ | Bluetooth | ||
HF帯RFID | NFC | ||
UHF帯RFID | 無線通信 | ||
RFID | Windows | ||
OCR | Android | ||
カメラ | iOS | ||
GPS | 防塵・防滴 | ||
電子ペーパー | 高耐久性 | ||
生体認証 | 氷点下動作 | ||
音声 | 長期無償保証 | ||
3.5G / LTE | ZigBee |