特長

ダイレクトマーキングを読取

プリント基板や樹脂部品などにダイレクトマーキングされた2次元シンボルの読取を読取できます。金属部品、医療器具、ガラス、鏡面、プリント基板、極小、印字薄の難読マーキングも可能です。

ワイドビューウィンドウを搭載し操作性を向上！

リーダの陰に隠れて狙いにくかった小さな２次元シンボルも大きな読取窓を採用したことにより、狙いやすく、操作性を向上したました。

２次元シンボル解析に最適な画像を生成する最適な照明設定を簡単に設定

独自の照明機能で基板、金属、液晶とさまざまなワークにあわせて自由な照明設定が可能です。インテリジェントな自動調整機能（※1）とイージーセットアップソフトウェアで簡単に設定できます。これによりダイレクトマーキング特有の面倒なチューニング作業から解放されます。

　※1：MCR-H700があらかじめプリセットされたデータから適切な処理を選択します。

簡単読取設定ツールでどなたでも最適な設定が可能

読み取り画像をリアルタイムに見ながら、照明、画像処理を選択して簡単に最適な設定が見つけられます。
「テーブルモード機能」を搭載し、様々な素材に対応した読取設定が標準でプリセットされていますので、面倒な設定調整が少なくなります。

PLCリンク機能搭載（RS-232Cモデル）

PLC内のバーコードデータ書込みメモリ番地をリーダに設定しておくと、読み込んだバーコードデータを自動的に指定のメモリに書き込みます。PLCのプログラミングは普段から開発に慣れている、メモリ監視ロジックだけです。もちろん、データの読み書きもPLCメモリを利用してハンドシェイクを行います。

※写真は三菱電機製品

『離し読み』『幅広バーコード』に1台で対応するMCR-H710モデル提供

DPM（Direct Part Marking）リーダは特殊な照明を搭載して印字品質の低いマーキングの読取を可能にしているのでワークに対して接触に近い状態で読ませなければなりませんでした。また、読取距離がワークに近いために読取範囲が限定されていました。しかし、MCR-H710は、遠隔読取や幅広バーコード読取が可能です。

◎ 凹凸のある鋳造品などのDPMを読取できます。

◎ 幅の広い伝票バーコードを読取できます。

※最少分解能や最小コントラストなどにより、MCR-H700でないと対応できない場合があります。
※高分解能モデルは1Dが「0.1ｍｍ」2Dが「0.125mm」、標準モデルは1Dが「0.125ｍｍ」2Dが「0.167mm」の分解能です。

防塵・防滴IP64の優れた環境特性

製造現場の厳しい環境でも使用できるように防塵・防滴特性IP65を取得しました。また、1.5ｍから自然落下の落下強度を持っています。

ワイヤレス(Bluetooth Class2)モデル

MCR-H700BT/H710BTは、読取結果を無線（Bluetooth Class2通信）でホストパソコンに送信できますので、読取作業範囲の制約が少なく、作業性が向上します。Bluetoothの最大通信距離は、参考値で見通しで約10mです。

※障害物 (人体、金属壁など)や電波状態によって変動します。
※ホストパソコン用Bluetooth USBアダプタ等は本機に付属していません。別売です。
※充電台（MBC-700）及びACアダプタは別売です。