製造工程の環境負荷を低減したタグインレイ

従来のタグインレイ製造工程のおよそ70%においては、アンテナを基材へ結合する際にアルミエッチングを採用しており、その工程にて生成された廃液による環境負荷が課題となっています。アパレル、製造などで大量にRFIDタグを使用し、再利用せず消費していく場合には、こうした環境負荷に対する意識を高め、持続可能な維持活動の視点がより重要となります。Eco Friendly Inlay は アルミエッチング工程に代わる技術の採用や、新素材グラフェンを採用することなどによって、環境負荷を低減した画期的な製品です。

従来のタグと同等の読み取り性能、コストを実現

Eco Friendly Inlay のひとつである、ダイカットインレイはアンテナパターンをダイカット処理によって基材と結合することによって、エッチング工程を大幅にカットすることを実現しています。従来の製造工程によるタグインレイと比較した場合と同等の読み取りパフォーマンスとコストを実現したタグインレイです。

基材やアンテナの素材をカスタマイズし、より環境に優しく

基材を再生紙や再生繊維に変更することや、アンテナパターンに新素材グラフェンを採用するなどのカスタマイズにより、今後もより発展していく可能性があります。