医療標準バーコード印刷システム「かんたんラベル」を11月から販売開始
医薬品、医療材料、医療機器の標準バーコード印刷システム「かんたんラベルV1.3」を11月から販売開始販売。2009年4月から実施予定の医療材料新表示ガイドに対応。
自動認識システムのアイニックス株式会社(東京都目黒区大橋1-6-2 電話03-5728-7500 代表取締役 平本純也)は、医薬品、医療材料、医療機器の標準バーコードラベルを簡単に作成できる医療標準バーコードラベル印刷システム「かんたんラベル V1.3」を開発し、11月より販売を開始します。
安価に、簡単にラベル印刷
かんたんラベルは、医薬品、医療材料、医療機器などの医療用バーコードを簡単に作成できるバーコードラベル印刷システムです。高精度なバーコード作成で定評のあるバーコードラベル作成ソフトウェアLabelStar Pro V3.0とデータベースにMS-Access 2007を使用することにより、低価格を実現しました。かんたんラベルV1.3はオープン価格ですが、MS-Access 2007、LabelStar Pro V3.0をセットにして 参考価格は348,000円(税別)です。この他、パソコン、バーコードプリンタ、導入セットアップ費用、保守費用等が必要です。
日薬連バーコード表示ガイド対応
日本薬品連合会は、平成18年9月に医薬品に関して調剤単位、販売単位、元梱包単位のバーコード表示方法を決めました。調剤単位と販売単位の商品コードは、RSS Limited(GS1 Databar Limited)またはRSS-14 Stacked(GS1 Databar Stacked)で表示し、有効期限とロット番号は、必要に応じて合成シンボルCC-Aで表示します。元梱包単位は、医療材料と同じようにGS1-128で表示します。かんたんラベルは、これに対応したラベルを印刷できます。
日医機連バーコード表示ガイドに対応
日本医療機器産業連合会は、平成11年にバーコード表示ガイドを作成し、GS1-128の使用を決めました。そして、今年、厚生労働省からの通達(医政経発 第0328001号)により、アプリケーション識別子"30"の代わりに梱包インジケータを使用して数量を表すように表示ガイドが変更されました。かんたんラベルは、この変更にも対応したラベルを印刷できます。
便利な機能
この他、商品コード(GTIN)、有効期限、数量、ロット番号またはシリアル番号、及び印刷枚数などの基本表示項目の他に、最大10個まで自由なデータをラベルに表示できます。また、データを選択して印刷することが可能で、品番、印刷枚数、印刷日時により印刷履歴管理や追加印刷が可能です。更に、印刷履歴をCSV形式でエクスポートすることもできます。ラベルデザインは、お客様で簡単に作成や変更が可能です。また、「JANコード」と「商品名」を関連づける商品マスタ機能を搭載していますので、「JANコード」と「梱包インジケータ」を入力するだけで「商品名」が表示されます。