POT配車の概要

荷主からの出荷指示にしたがってDCとTCで出荷します。荷主毎に配送先名や商品名が異なりますので、出荷指示データから配送先マスタや商品マスタ を自動生成します。そのデータにより配送先ルートと車両を仮決めし、最大積載業を考慮しながら配送ルートと車両を調整します。次に、店舗別ピッキングリストと運行指示書を作成します。そして、商品を店舗別に仕分けし、ルート別に荷積みします。配送終了後に、配車実績を本部(支社)に送信します。

1. 本部は、複数荷主のデータを一括受信。
2. POT Managerに出荷指示データを取込。
3. POT ManagerからDC、TCを合わせた出荷指示データをPOT配車へ転送。
4. 配送先データの名寄せをし、地区コード等を追加。
5. 商品マスタを自動登録し、品名、単位等を修正。
6. 出荷総量と配送先別ピッキングリストを作成。
7. 積載量を参考にルート別に配車。
8. 運行指示書とピッキングリストにより仕分。
9. 店舗に配送。
10. 配車実績データを本部に送信。

配送先をトラックにドラッグすると自動的に積載量を計算して表示します。

機能

上位システム連携

出荷指示データ取込、出荷指示データ登録、共通配送先コード設定

配車処理

配車データ取込生成、配車業務メイン、配車確定、配車実績一覧照会、ピッキングリスト印刷、ドライバ検品リスト印刷、納品先毎の詳細リスト印刷、県別個数・重量集計表印刷

マスタ

契約先マスタ、荷主マスタ、配送先マスタ、地区マスタ、商品マスタ、営業所マスタ、会社マスタ、運転手マスタ、車輌マスタ、コースマスタ、担当者マスタ

拠点連携

出荷指示データ配信、マスタ更新、マスタ集信、配車実績データ集信

機能説明

出荷指示データ取込

荷主毎の出荷指示データを配車システムへ取込むために、共通レイアウトへ変換します。

出荷指示データ登録

EDIによる出荷指示データの他に、FAX注文などの紙ベースの出荷指示(配送先からの発注データ)も手入力する事ができます。

共通配送先コード設定

荷主毎に異なる名称の同一配送先に統一のコード(共通配送先コード)を設定する事で、1納品先としてまとめます。

配車データ取込生成

出荷指示データから荷主別配送先別のデータへ集約したデータを生成します(生成されたデータが配車を行う為の元データとなります)。また、かつて1度でも出荷指示があった配送先は、自動で前回の配送コースへ割り付けられます。

配車業務

配送先を配送コース(地域の括り)に割り付けし、配送先を各コースから車輌へドラッグすることで配車できます。また、1車輌に乗せきれない配送先は、伝票単位、商品単位で分割した配車を行う事ができます。

ドライバ検品リスト

運行指示書の印刷機能により、配送先の合計個数一覧を印刷できます。また、ドライバ毎に配送先別荷主別の商品一覧を印刷できます。

ピッキングリスト印刷

車輌別、納品先別にピッキングリストを印刷できます。

配車確定

配車確定(日次)機能により、確定後の出荷データを生成します。

配車実績一覧照会

配車確定後、配車実績一覧照会機能により、多様な条件で検索することができ、検索した配車データをCSVデータに出力することが可能です。エクセル等で編集加工し、請求・支払用のデータとして利用できます。

拠点(デポ)連携

拠点(デポ)へその地域扱い分の出荷指示データを配信することができます。拠点の配車システムで出荷指示データを取り込み、配車を行い、ピッキングリストと運行指示書(配車表等)を出力します。また、配車確定後のデータを本部で一括管理することができます。