手持型の汎用2次元イメージャ A560 を3月から販売開始
自動認識システム開発のアイニックス株式会社は、台湾PC Worth International社の汎用2次元イメージャ A560を3月より販売開始しました。A560は、2012年の発売以来多くのご愛顧をいただいている汎用リニアイメージャF560の2次元シンボル対応版です。F560と同様に、低価格ながら高い読取性能を提供します。
小売、物流、製造、医療など、幅広い用途に
手持型2次元イメージャA560は、最新のイメージャエンジンFuzzyScanを搭載し、一般的に使用される全てのバーコード、2次元シンボル、郵便コードを読み取ることができます。また、液晶画面に表示されたバーコードの読取にも高い性能を発揮するため、小売、物流、製造、医療などの幅広い用途に使用できます。
バイブレータ搭載
スリムでコンパクトなデザインと大型のトップトリガーボタンにより、誰にでも簡単に取り扱うことができます。緑色の円形スポット照準光は、明るい場所でも視認性が高く、正確な照準が可能です。また、バイブレータを搭載しているため、静音性を求められる医療や介護などの環境や、逆に読取音の聞こえ難い製造などの騒音環境下でも確実な読取確認を行うことができます。
高い分解能と長い読取距離
A560では、汎用のVGA イメージセンサ(640x480ピクセル)を搭載することにより、低価格と高い読取性能の両方を実現しました。分解能はCode 39が0.084 mm、QRコードが0.15 mmと汎用モデルとしてはトップクラスですので、高密度シンボルを読み取ることができます。また、JANコードは、接触から35 cmの遠隔まで幅広く読取が可能で、しかもバーコードの向き気にせず読み取ることができることから、従来のバーコード読取にも適しています。
トリガーレス、ハンズフリーに対応
トリガーボタンによる通常の読み取りの他に、バーコードを自動で検知して読み取るプレゼンテーションモードや、常に連続して読み取るフォースモードなど、様々な読取モードを搭載しています。したがって、CCDスキャナのようにトリガーレスで操作することができます。また、これらの読取モードとオプションのスタンドを利用することで、簡単にハンドフリー読取を実現することが可能です。
高度なデータ編集機能
読取モードの切り替えや読取シンボルの選択などの設定は、設定用のバーコードを読み取るだけで簡単に行うことができます。また、専用のユーティリティソフトウェアを使用することでインターフェイスなどの高度な設定ができるほか、読取データに対する文字列の付加、置換、削除等のデータ編集をして出力することが可能になります。
→ プレスリリース