ソフトウェアキーボードウェッジRS-receiver Lite V2.0を販売開始
ソフトウェアキーボードウェッジRS-receiver Lite V2.0がWindows Vistaに対応し、2008年7月14日から販売を開始。RFIDリーダ、コードレスリーダ、2次元リーダのデータ入力に最適。
自動認識システム開発のアイニックス株式会社は、ソフトウェアキーボードウェッジRS-receiver Lite (アールエスレシーバライト) バージョン2.0 for Windowsを開発し、7月14日より販売開始しました。バージョン2.0は、Windows Vistaに対応すると共に、RFIDリーダに便利な二度読み防止機能、コ-ドレスリーダに便利な仮想COM再接続機能をサポートします。
高性能なデータ入力ソフト
バーコードリーダ、RFIDリーダ、磁気カードリーダ、OCRリーダ、計測機器等のRS-232Cデータを取り込み、アプリケーションのアクティブ画面のカーソル位置に入力することができます。一般的なSendkeysモードの他に、全角括弧や全角チルダが入力できるバーチャルキーモード、制御文字が入力できるキャラクタモードをサポートしています。
RFIDリーダ゙、コードレスリーダに最適
RFIDは、検知エリアの境界では二度読みすることがありますので、二度読み防止機能をサポートしています。ブルートゥースは、通信エリアの外に出ると仮想COMポートから切り離され、再び通信エリアに戻っても通信できないことがありますので、COMポート再接続機能をサポートしています。
2次元シンボルに最適
2次元シンボルのような大容量データを入力する場合、従来のキーボードウェッジリーダでは、キーボードバッファが溢れ正常にデータを取り込むことができません。RS-receiver Liteは、最大4KBの入力バッファをもっていますので確実なデータ入力が可能です。また、キャラクタモードにより制御文字や特殊文字を入力することもできます。
入力データを簡単に編集
入力データの先頭や後尾から不必要なデータを削除したり、任意の文字を付加したり、また、カンマをTABに変えるなどの文字列置換も簡単にできます。更に、nバイト目までを取除き、次からmバイトを抽出することもできます。
データ入力の自動化が可能
データをアクティブ画面に送信する際に、Homeキーなどを押してカーソルを移動させ、その後データを入力してからEnterで確定するような動作が必要な場合があります。このような動作を出力の「前処理」、「後処理」の設定によって行うことができます。
データのモニター、保存が簡単
入力データと出力データをテキスト形式とヘキサ形式で表示できますので、簡単なラインモニタとしても利用できます。また、予め設定されたファイル名で自動的に保存することができますので、簡易的なデータロガーとしても便利です。
システムログ機能
システムログ機能によって通信状態等を記録していますので、障害が発生した時の原因究明に役立ちます。システムログの最大記録件数は100件で、最大容量は1.2MBです。
アプリケーション連携
OLEオートメーションサーバ機能を持っていますので、ユーザプログラムと簡単に連携することができます。データ表示画面を不可視にしておけば、ユーザプログラムの一部として利用できます。
二度読み防止機能 |
データj表示画面 |