「RFIDを活用した駐輪場オートゲートシステム」が、自動認識システム大賞を受賞
「RFIDを活用した駐輪場オートゲートシステム」が、株式会社パーフェクトゲートとの共同出願により、社団法人自動認識システム協会の第6回自動認識システム大賞を受賞しました。
システム概要
駐輪場を取り巻く環境は、放置自転車や盗難が増加しており24時間利用を望む声も多くなっています。そこで、今回のシステムでは、RFIDを利用することにより少ない設備投資で盗難防止と24時間利用を実現しました。
駐輪場に入場するときは、個人認証用の携帯タグをアンテナにかざし入場します。退場するときは、自転車に取り付けた固定タグと利用者の携帯タグを照合し、一致した場合は専用ゲートを自動でオープンします。不一致の場合は異常を管理人室とデータセンターへ通知します。オートゲートにより24時間利用を実現すると供に、固定タグにより盗難を防止しています。
深夜に駐輪場内で異常が発生した場合でもデータセンターが24時間サポートしていますので、インターフォンを使用して利用者への対応ができる仕組みになっています。
特長
① 自転車を固定したりロックしたりする仕組みが不要です。更に、利用者にRFIDを購入して頂いていますので、投資金額が少なくなっています。
② 駐輪場オーナーとしては、営業時間を24時間に拡大したにもかかわらず、駐輪場運営のための人件費を抑制することができました。そして、削減したコストの一部を利用料金の値下げとして利用者に還元できたので、隣接する競合駐輪場に対して圧倒的優位を手に入れることができました。
③ 利用者側としては、鍵を掛け忘れても盗まれることがない安心を手に入れました。また24時間自由に入退場できるようになり便利になったにもかかわらず、利用料金は従来より安くなりました。
このように本システムは、オーナーと利用者の両者がお互いに利益を享受できるようになったことが大きな特徴と言えます。