QR Code、RFIDによる公園施設管理
安心で安全な公園施設にするためには、遊具の情報管理と品質管理、及び、利用者の管理が必要です。遊具の情報管理のために、自治体や公園管理者は、遊戯施設の所在管理と履歴管理(点検、修繕、事故など)を行っています。紙による管理は、記録ミスも多く、煩雑で時間が掛かり過ぎます。PCによる管理は、履歴番号や遊具情報の入力に時間が掛かり、PCスキルも要求されます。そこで、QR codeまたはRFIDにより現場で簡単に入力できる「遊具点検アプリ」と点検結果を集計する「遊具点検記録管理ツール」で作業を効率化しました。
開発 : 環境設計株式会社
導入前の課題
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遊具台帳、管理台帳(点検、修繕、事故)を紙媒体で管理するのは、手間と時間が掛かり過ぎます。
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PCによる遊具管理システムでは、履歴番号や遊具情報の入力が面倒で、その時間が取れななりことがあります。また、ある程度のPCスキルが必要でした。
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公園施設のトラブル情報を利用者から適切に吸い上げることができませんでした。
導入後の改善点
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点検作業のデータ入力が、バーコード読取とペンタッチで簡素化できます。(作業コストの削減)
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データが早く正確に入力できます。
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点検結果を簡単に集計、整理できます。
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公園施設の情報発信が可能です。また、利用者から不具合や苦情を携帯電話で自動収集できます。
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公園施設長寿命化計画(アセットマネジメント)に活用が可能です。
システム概要
業務用PDA M3 SKY 二次元リーダ、RFIDリーダ内蔵 |
遊具点検記録管理ツールの入力画面 |