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社長の自動認識講座

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自動認識技術に関する基礎知識やアイニックスが提案する自動認識コンセプトをお伝えします。

ライセンスキー発行

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自律走行搬送ロボット AMR

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最先端のインテリジェントロボットソリューションで製造・物流現場の搬送業務を強力にサポート。「人手不足の解消」「ヒューマンエラー削減」「生産性向上」といった課題を解決します。

音声ピッキング/仕分け

棚番や数量の音声指示に対して、棚番チェックデジットや出荷数量を音声で応答しますので、ハンズフリーとアイズフリーにより、従来に比べ大幅に作業効率を改善できます。

 

今、物流は、多品種かつ短寿命の商品管理、先入れ先出しによる鮮度管理、ロット・シリアルによる履歴管理、短納期・多頻度納品、物流追跡管理、そして、厳しい物流コストの削減など、多くの課題を抱えています。これらを解決するために、今までバーコードやRFIDなどを使用してきましたが、これからは音声認識も含めて有効な方法を検討されることを提案します。

音声認識は、ハンドフリーとアイズフリーにより高い生産性と作業者への負担を軽減します。棚番の音声指示に対して、棚番のチェックデジットを音声で応答し棚を確認します。次に数量の音声指示に対して、出荷数量を音声で応答します。ハンズフリーとアイズフリーにより、リストピッキングやバーコードピッキングに比べ作業効率を最大30%改善できます。棚や商品にバーコードを付ける必要がありませんので、導入が容易です。

マスクを使用可能

 コロナウイルスは世界中で定着しており、物流業界では、ウイルスの拡散を防止するために、また、業務を維持し、労働者を保護するための対策を実施しています。マスク、または、フェイスガードは、倉庫でも日常生活と同様に標準的な保護対策品になっています。しかし、音声による指示システムを使用する場合、音声認識にどのような影響がありますか心配になります。topsystemは、この課題に対し、スタッフがマスクを着用しているときの認識率を評価するためのテストを実施しました。

音声認識ソフトウェア Lydia 8は、3種類のヘッドセットと、N95、FFP2、紙、布製のマスクでテストしました。その結果、すべての組み合わせで、マスクありの認識率は、マスクなしのピッキングとほぼ同じ認識率(99.75%〜100%)を示しました。Lydia Voiceは、マスクを着用している場合でも、トレーニング、再トレーニング、システムの調整なしで、正確な音声認識を保証します。

  

Lydia マスクの影響

 

音声ピッキングに関する問い合わせは↓

 

 

音声認識とは

音声ピッキングは、音声による指示(アナウンス)と音声による確認(応答)によるピッキング方式です。紙とペン、ハンディターミナル等を持たず、ハンドフリーで作業ができることが特長です。欧米では、バーコードに比べ物流効率が高いことから、急速に普及してきています。日本でも、重量物、ケース品、フォークリフト出荷など、ハンドフリーが有効な場所や、ハンディターミナルが使用できない冷凍庫など、特定分野で注目されています。

ピッキング方式の比較

従来のリストピッキング(ペーパーピッキング)やバーコードピッキング(ハンディピッキング)に比べ、ハンドフリーにより物流効率を約10%改善できます。また、デジタルピッキング(表示器ピッキング)に比べ、棚追加や棚変更等がフレキシブルであり、表示器の読み間違いがありません。

  音声方式 デジタル方式 バーコード方式 リスト方式
指示方法 アナウンス デジタル表示器 ハンディ画面 伝票、指示書
棚確認 チェックデジットの発声 ランプ表示 バーコード読取 棚番号の目視
数量確認 数量の発声 表示器の目視 画面の目視 指示書の目視
操作性 ハンズフリー ハンズフリー 片手にハンディ 片手に指示書
作業効率 早い 特に早い 特に遅い 遅い
出荷精度 高い 高い 高い 低い
端末の耐久性 落下による障害なし - 落下による障害あり -
使用条件

1棚1商品(原則)
複数も可能

1棚1商品
表示器を設置

1棚複数商品
バーコード表示

1棚複数商品
投資金額 -
メリット

バーコード表示が不要
表示器の設置が不要
冷凍庫内で使用可能

短いタクトタイム

ロット番号入力が可能
商品検品が可能

投資額ゼロ
ディメリット/リスク 話癖や騒音による認識率の低下

表示器の読み間違い
困難な棚変更

バーコード読取不良
落下による故障

誤出荷
適した用途 重量物、ケース品、フォークリフト、冷凍庫 ピースピッキング ロット番号等による履歴管理 -
組み合わせ バーコードと併用で、履歴管理や検品 音声で棚番指示 音声で棚番指示 -

 ピッキング方式の比較ビデオ

リストピッキング、パーコードピッキング、音声ピッキングのピッキング速度を比較したビデオです。左の音声ピッキングは、中央のリストピッキング、右のバーコードピッキングに比べ、作業効率が高いことが分かります。  

 

アイズフリーとハンズフリー

音声ピッキングの最大の特長は、アイズフリー(目視しない)とハンズフリー(両手が自由)です。アナウンスを聞きながら目的の場所に移動し、アナウンスを聞きながらピッキングを行い、画面操作やキー操作をしませんますので、物流効率がアップします。また、アナウンスに従い作業しますので、業務トレーニングが不要です。

特定話者と不特定話者

特性話者方式は、話者の声を登録して音声認識する方法です。話者の癖を登録できますので、認識率を高めることができますが、数十分の登録作業は、管理者の負担になります。一方、特定話者方式は、話者の声を登録せずに音声認識する方法です。作業毎に音声端末を用意する必要がありませんので、作業者の変更を自由に行うことができます。何れの場合も、音声認識率を高めるために、「数字」、「開始」、「終了」、「もう一度」、「はい」など、単語を限定することが成功の秘訣です。

機械音声と自然音声

音声合成による機械音声は、テキストが音声になりますので、アナウンスの作成や変更が容易です。しかし、不自然なイントネーションは、認識率を低下させることがあります。一方、録音による自然音声は、作成、変更に手間が懸かりますが認識率が高く、しかも、疲れを最小化します。商品名をアナウンスする場合などは、機械音声にするしかありませんので、自然音声と併用します。

専用端末と汎用端末

従来、音声端末は、音声認識エンジンメーカの専用端末を使用してきました。しかし、近年、音声認識エンジンがWindowsやAndroidなどの汎用OSに対応してきたため、汎用的なモバイルターミナルを使用することができます。但し、サーバと無線LANで接続して使用するために、バッテリの消費が激しくなりますので、大容量のバッテリを搭載する必要があります。汎用ターミナルは、バーコード機能を持つ機種が多いので、バーコードとの併用が容易です。

サーバ認識とクライアント認識

音声認識は、早いデータ処理が必要ですので、かつてはサーバで行うことが主流でした。しかし、近年は、モバイルターミナルの処理能力が向上しましたので、クライアントで行うことが多くなっています。クライアントサイドの音声認識は、オフラインでの運用を可能にします。

音声ダイヤログとは

音声ダイヤログとは、音声による指示とその返答方法を決めた音声フローです。作業者がトレーニングなしに間違いなく運用するためには、シンプルな音声ダイヤログにすることが重要です。また、作業者が発音する範囲は、認識率を高めるために、「数字」、「もう一度」、「はい」などシンプルにすることが重要です。

 

音声ピッキングに関する問い合わせは↓

 

 

音声ピッキングの特長


Lydia Voice は、欧州ナンバーワンの音声認識エンジンLydia を使用し、アイニックスで開発した音声ピンキングシステムです。不特定話者方式により音声登録の負担がなく、48ヶ国以上の国と地域の言語に対応しています。また、上位のERPやWMSと連携できるような構成になっていますので、在庫管理や倉庫管理のサブシステムとしてご使用頂けます。

音声登録、音声トレーニングがいらない不特定通話者方式

Lydia Voiceは、不特定話者方式の音声認識エンジンLydiaを使用していますので、音声登録や音声トレーニングが不要です。したがって、誰でもすぐに使用できますので、作業者の出入りが激しい物流現場に最適です。音声の認識範囲を数字と「開始」、「終了」、「もう一度」などの音声コマンドに限定することにより、高い認識率を達成しています。

聞き易く疲れない自然音声アナウンス

アナウンスは、自然音を基本にしていますので、認識し易く、しかも、長時間の運用でも疲れを最小化します。また、商品名など音声合成を使用する場合は、極めて自然音に近い音声合成エンジン ReadSpeaker を使用しています。

ボイスコマンドで機能設定

ログイン、作業開始、音量調整、一時停止などを音声で制御できます。開始時にログインIDを発音することにより話者を特定し、アナウンスの内容や速度を選択することができます。作業者がどのボイスターミナルを使用しても、音声ログインですぐに開始できます。

初級、中級、上級の音声ダイヤログ

作業の習熟度に合わせてアナウンスの内容と速度が選択できます。初級のアナウンスは、「○○番の棚に言ってください」と指示します。中級のアナウンスは、「棚番○○番」と指示します。上級のアナウンスは、「○○番」と番号のみを指示します。

音声、バーコードで棚番を確認

アナウンスされた棚番は、表示されたチェックデジットを発音することによって場所を確認します。バーコードリーダで棚番を読み取ることによって確認することもできます。バーコードリーダを使用すれば、商品のバーコードを読み取ることによって、商品の確認やロット番号入力も可能になります。

無線電話としても使用可能

音声ターミナルを無線電話(IPフォン)としても使用できますので、もう一台電話機を携帯する必要がありません。作業者から管理者に商品の問い合わせをしたり、管理者から作業者に指示するのに便利です。

ERP、WMSと簡単に連携

Lydia Voice の基本システムは、上位システムとファイル転送で連携します。上位システムで作成した出荷指示ファイルを取り込み、ピッキングを行い、そして、出荷実績をアップロードします。ODBC などを使用したダイレクト接続も可能です。また、上位がSAP サーバの場合でも、ミドルウェアを使用せずにダイレクト接続できます。

ピッキングの進捗管理

管理画面では、ピッキング指示内容とその進捗状況を表示します。ピッキングの進捗状況をリアルタイムに把握できますので、人員配置をタイムリーに変更できます。

騒音に強いソフトウェアオーディオフィルタ

ノイズキャンセルヘッドセットとソフトウェアフィルターは、厳しい騒音環境でも高い信頼性を保証します。ヘッドセットは、有線と無線(Bluretooth)が選択できます。

長時間運用可能

業務用モバイルコンピュータは、大容量バッテリーを搭載していますので、長時間の運用が可能です。低温環境では、バッテリ寿命が短くなりますので、より大きな容量が必要です。

-30℃の冷凍庫でも使用可能

業務用モバイルコンピュータの使用温度は、-20℃ですので、冷凍庫で使用できます。防寒服の下に装着すれば-30°でも使用できます。冷凍庫では、ディスプレイ表示やキー入力ができませんので、音声ピッキングは最適です。

便利な音声トレーニングツール "Copilot"

コパイロットを使用することにより、業務用PDA を使用して、作業者の音声トレーニングを実施できます。一方、作業者が聞いているアナウンスをトレーナが聞くためには、通常、ヘッドセットを分岐しますが、コパイロットは、無線LAN を使用しますので、作業者から離れて指導できます。

Android対応

Androidのモバイルコンピュータが使用できますので、性能や価格に応じて幅広く選択することができます。

ビデオ

 

音声ピッキングに関する問い合わせは↓

 

音声ターミナルの留意点

 

音声ピッキングに使用する音声ターミナルは、キーボード、ディスプレイ、バーコードリーダを必要としませんが、ヘッドセットとバーコードリー ダを接続できる機能が必要です。近年は、高価なウェアラブルコンピュータを使用せずに、比較的安価な業務用モバイルコンピュータを使用することが増えています。この場合、ヘッドセットコネクタをしっかり固定する工夫が必要です。一方、ヘッドセットケーブルの煩わしさを避けてBluetoothヘッドセットを使用することが増えています。

業務用モバイルコンピュータ ウェアラブルコンピュータ

ヘッドセットコネクタ

音声ターミナルとヘッドセットは、有線または無線で接続します。有線は、音質の低下が少ないので高い認識率を実現しやすいのですが、Bluetoothなどの無線は、音質の低下により認識率が低下する場合があります。したがって、動作検証は必須です。

一般的なモバイルターミナルや業務用PDAは、ヘッドセットコネクタに2.5mmミニジャックが使用されています。これは、ロック機能がありませんので、作業中にヘッドセットが外れてしまう危険性があります。しがたって、容易に外れないような工夫が必要です。音声ピッキング専用ターミナルは、ロック付きの専用コネクタを装備しています。

オーディオフィルタ内蔵のヘッドセット

騒音の大きい場所では、音声認識率が低下することがあります。オンマイク(口をマイクに近づける)にすることによって、認識率をある程度高くすることができますが、マイクにノイズフィルター機能があることが望ましいです。音声認識エンジンは、ノイズキャンセル用のソフトウェアフィルターが装備し、更に認識率を高くしています。

RCH51

VXI-B250

外部スキャナポート

音声による棚番指示や商品指示に対して、バーコードでロケーションを確認したり、商品確認したい場合があります。そのために外部スキャナポートが必要です。音声専用ターミナルは、外部スキャナポートを装備していますので、レーザスキャナや2次元イメージャを接続できます。また、Bluetoothのバーコードリーダを使用すれば、スキャナケーブルの煩わしさから開放できます。

ハンドフリー操作できるバーコードリーダ

音声ピッキングは、ハンドフリーが特長ですので、バーコードリーダで片手が塞がっては意味がありません。そこで、音声ピッキングでは、バーコードリーダを指や手の甲に装着するようにします。そして、指でトリガーを引いたり、センサーにより自動読取させたりします。

RS5100

RS5100

ProGlove Mark Basic

長時間運用

音声ターミナルは、サーバと無線LANで接続され、頻繁に通信が行われます。したがって、バッテリーの消費は非常に多くなるので、大容量のバッテリーが不可欠です。更に、冷凍庫では、バッテリー容量が減少しますので、特に大容量が必要です。

-30℃の冷凍庫で使用

冷凍庫では、バッテリー容量と共に、低温で動作する機能が必要です。業務用モバイルコンピュータ単体での使用温度は-20℃ですが、通常、防寒具の下に装着しますので、実際は-30℃度以下でも使用できます。

Android対応

かつての音声ターミナルは、専用OSが主流でしたが、近年は、Androidが主流になっています。音声認識エンジンLydiaや音声ピッキングLydia Voiceは、Androidで動作しますので、音声ターミナルの選択範囲が広がります。

 

音声ピッキングに関する問い合わせは↓

 

 

  • アパレル製品の仕分け

    福助ロジスティクス(株) 導入事例

    福助ロジスティクス(株)では商品出荷時の仕分け業務に音声認識システム「Lydia Voice」を導入、従来2名1組で行っていた作業を1名で行えるようになり、以前から抱えていた人手不足対策のお悩みを解消しました。

  • 菓子卸の出荷管理

    国分菓子(株) 導入事例

    菓子卸の国分菓子(株)は、リストピッキングから音声ピッキングを導入して、作業効率を26%改善しました。

  • 飲料品の出荷管理

    エッケス グランニー社 導入事例

    飲料品メーカのEckes Granini社(独)は、リストピッキングから音声ピッキングに変えて、作業効率を25%改善しました。

  • 制御部品の出荷管理

    トーマスベッツ社 導入事例

    制御部品、制御ボックス、ケーブル関係を製造するThomas & Betts社(米)は、、バーコードピッキングから音声ピッキングに変えて、作業効率を35%改善しました。

  • DVDの出荷管理

    アルバトサービス社 導入事例

    DVDをグローバルに販売しているarvato services社(独)は、バーコードを使用した音声ピッキングを導入して、作業効率を15~20%改善しました。

  • 総合卸業の出荷管理

    クーパーブース社 導入事例

    ホールセールスのCooper Booth社(米)は、バーコードピッキングから音声ピッキングに変えて、作業効率を15%、誤出荷を7%改善しました。

  • 家庭用品の出荷管理

    パップスター社 導入事例

    家庭用品を製造しているPAPSTAR社(独)は、音声ピッキングを導入して、作業効率を25%改善しました。

  • 音声ピッキングシステム

    Lydia Voice

    音声認識を使用したピッキングシステムで、ハンズフリーとアイズフリーにより作業効率を最大30%改善しま,す。不特定話者、Android対応、多言語対応、SAP接続可能。(旧称 POT Voice)

  • 音声認識ソフトウェア

    Lydia

    ドイツで開発された多言語、不特定話者の音声認識ソフトウェアです。WindowsとAndtoidのモバイル端末で動作します。

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