二次元イメージャ A770を10月から販売開始
コンパクトで高耐久性の二次元イメージャA770を10月から販売開始
アイニックス株式会社は、台湾の自動認識機器メーカであるPC Worth International 社の二次元イメージャA770を10月より販売を開始します。女性でも楽に持てるコンパクト設計、オーバーモールドによる高耐久性、そして、液晶画面も読取できる優れた読取性能を持ちながら、従来の二次元リーダより低価格を実現しています。
PC Worth 社は、IT企業グループであるCinoグループの中で、バーコードリーダやバーコードプリンタ等の自動認識分野を担当する企業です。20年以上の歴史を持ち、台湾の自動認識業界ではトップレベルの生産量です。アイニックスは、平成15年に日本国内の代理店契約を締結し、同社のバーコードリーダを販売してきました。
二次元イメージャ A770 |
衝撃に強く、滑りにくいラバー構造 |
液晶画面にも対応した優れた読取性能、デジカメ機能付
安全な医療に欠かせないリストバンド二次元イメージャA770は、CMOSイメージセンサーを搭載したバーコードリーダで、バーコード、2次元シンボル、郵便バーコードの読み取りが可能です。また、従来の紙に印刷したバーコードの他に、パソコンやスマートフォンの液晶画面に表示したバーコードも読み取りできます。更に、カメラモードにすることにより、身分証明書、サイン、処方箋等のデジタルイメージを取得し、BMP, JPEG, TIFF, PNGのファイルフォーマットで出力できます。
様々なアプリケーションに対応、一次元のリーダとしても最適
二次元イメージャA770は、VGAより横長のイメージセンサ(756×480ピクセル)を搭載しましたので、ITFやGS1-128などの10cm長以上のバーコードシンボルも楽に読み取りできます。また、標準焦点のSRモデルと高分解能のHDモデルを用意しましたので、流通、物流、製造など、様々なアプリケーションに対応できます。SRモデルの分解能は、一次元が0.10mm、二次元が0.18mmで、HDモデルの分解能は、一次元が0.076mm、二次元が0.127mmです。
ハンドフリー読取、データ編集機能
プレゼンテーション機能に設定すると、リーダをハンドフリースマートスタンドに置いてハンドフリー読取ができます。また、連続プレゼンテーション機能に設定すると、照明LEDをオンの状態のまま、シンボルを連続的に読み取ることができます。データ編集機能を使用すれば、ホストに読取データを送信する前に、文字列の付加、置換、削除などの編集ができますので、ホストのソフトウェア変更に伴う費用負担や互換性問題を回避できます。
優れた耐久性、無償保証2年
オーバーモールド構造により、1.8mからコンクリートに自然落下の優れた耐落下衝撃特性を持っています。また、IP41の防塵・防滴グレードを取得していますので、埃の多い環境でも安心です。これらにより、ダウン時間、修理時間、輸送費、修理代、人件費等の経費を削減できます。しかも、無償保証期間は、通常より長い2年間です。