GS1 Databar対応 汎用リニアイメージャF560 を7月から販売開始
お手頃価格で、驚異の読取性能とGS1データバー対応を実現
自動認識システムのアイニックス株式会社(東京都目黒区大橋1-6-2 電話03-5728-7500 代表取締役 平本純也)は、リニアイメージャF560を開発し、7月より販売を開始します。
標準でケーブルとホルダーを添付 |
リニアイメージ処理による高い読取率
汎用リニアイメージャF560は、汚れや傷のあるバーコードでも高い読取率を実現できるリニアイメージャ方式を採用しています。レーザスキャン方式やCCDスキャン方式のようにスキャンラインを直接的に信号処理する方式では、スキャンラインに傷や汚れがあった場合、読取率の低下をもたらします。しかし、リニアイメージャ方式は、バーコードをイメージ処理していますので、汚れや傷の影響を少なくすることができ、高い読取率を実現できます。
GS1データバー(Databar)に対応
新流通標準シンボルGS1データバーに完全対応していますので、小さなスタックシンボル(GS1 Databar Stacked)や、賞味期限やロット番号を表示した拡張型多段シンボル (GS1 Databar Expanded)も読取可能です。
脅威の読取性能
CCDスキャナは、接触によりバーコードを覆うため小さいバーコードが読みづらいという問題がありましたが、F560は最大48cmまでの遠隔読取が可能です。また、CCDスキャナは、スキャナ開口部により読取幅が制限されていましたが、遠隔読取により20cmまでの長いバーコードに対応できます。スキャン速度は、一般的なレーザスキャナの3倍の300スキャン/秒と高速ですので、極めて早い読取ができます。分解能は、最高クラスの0.10mmです。更に、シャープで高照度のエイミングラインは、バーコードを素早く正確に読み取ると共に、視認性を向上させています。
ユニバーサルデザイン
F560は、USB、RS232C、キーボードなど、ユニバーサルインターフェース機能を搭載していますので、ケーブル交換で様々なホストインターフェースに対応できます。また、ヘッド中央の大きなLED付トリガーボタンは、右利き、左利きに関係なく使用でき、青色LEDで楽に読取確認できます。更に、ヘッドとテールに装着されたラバーは、机の上から不用意に落下することを防止します。
従来モデルより10%価格ダウン
高性能リニアイメージャF560は、従来のF468より大きく性能が向上しましたが、オープン参考価格は、約10%ダウンしました。USBインターフェースモデルは、ホルダー付きで18,000円(税別)です。
GS1 Databarの表示例