金属、樹脂、プリント基板などの表面にダイレクトマーキングするためのレーザ式やドットピン式などのマーキング装置、及び、手持型や固定型の読取装置です。
金属や樹脂に直接マーキングするDPMは、熱や油などの厳しい環境では不可欠な技術です。レーザマーキング(YAG、CO2)やドットピンマーキングなど表面材質に最適なマーキング方法を提案すると供に、DPMリーダやDPMモバイルコンピュータを使用した在庫管理、履歴管理、資産管理、保守管理などのシステムを提供します。
大きな金属製品にマーキングしたい
自動車のエンジンやミッションなど大きな金属製品は、深くしっかりとマーキングできることからドットピンマーキングが適しています。バーコードリーダは、安価なデジタルスキャナDS3408でも十分に読取ことができます。
小さな金属製品にマーキングしたい
歯車やピストンなどの小さな金属部品は、歪みが生じないようにYAGレーザやYVO4レーザなどが適しています。レーザのパワーが大きいほどマーキング時間を短縮できます。バーコードリーダは、セルサイズが0.25mm以下と小さいことから高分解能モデルが必要です。また、マーキングが薄いことから間接照明ができる6300dpmまたはDS6707DPMが最適です。
樹脂製品やプリント基板にマーキングしたい
樹脂製品やプリント基板は、安価なCO2レーザマーカが適しています。バーコードリーダは、マーキングの深さにより安価なデジタルスキャナDS3408DPMやDS6707DPMで十分な場合と高価な6300dpmが必要な場合があります。
DPMマーキングをモバイルコンピュータで読みたい
DPMマーキングされた機械部品や電子部品の入出荷管理では、モバイルコンピュータが必要です。MC3090DPMは、高分解能イメージャと白色LEDによりDPMの読み取りを可能にしました。