バーコードによる棚卸は、紙とペンから解放され高い精度を実現します。RFIDによる棚卸は、作業効率をバーコードの10倍から20倍に改善します。
従来の紙とペンによる棚卸では、商品の勘違いや転記ミスが発生し、また、出荷停止時間も永くなります。
バーコード棚卸では、商品違いや転記ミスが発生することはなく、棚卸時間も大幅に短縮されます。バーコード棚卸でも員数を数えて入力するのはマニュアルですので、員数間違いが発生する可能性はあります。
RFID棚卸は、一度に複数商品をチェックでき、更に、員数まで正確に管理できます。棚卸時間は、バーコードの10分の1以下に短縮できます。
コードレスリーダで棚卸をしたい
棚卸システムは、頻繁に使用するものでありませんので安価に導入したいものです。ハンディターミナルは非常に高価ですし、ソフト開発も必要になりま す。そこで、最も簡単なシステムは、コードレスリーダを使用してエクセルなどで集計する方法です。コードレスリーダF680BTは、約80mの通信距離が ありますので、広い範囲の棚卸ができます。
iPhoneで棚卸をしたい
お手元のiPhoneやiPod Touchを使用して棚卸をすることができます。「POT棚卸」は、無料で提供しているiOSアプリですので、これをダウンロードすれば、棚卸が可能です。バーコード読取は背面カメラを使用しますが、棚卸件数が多い場合は、専用のポケットスキャナをご使用ください。
ポケットスキャナで棚卸がしたい
ポケットスキャナは、BluetoothでタブレットやノートPCと接続しますので、リアルタイムにデータ入力ができます。商品や棚のバーコードを読み取り、次に、員数をキーバードから入力します。
ポケットスキャナは、メモリー蓄積機能をもった製品がありますので、これを使用すれば、PCレスで棚卸が可能です。キー入力ができませんので、商品全数のバーコードを読み取るか、数字のバーコードメニューを用意し、これを読んで数字入力します。
ハンディタ―ミナルで棚卸したい
無線ハンディターミナルを使用すれば、棚卸結果とデータベースを照合できますので、数え間違いのチェックや未棚卸商品の確認が可能です。
RFIDで棚卸したい
RFIDハンディターミナルは、出力により読取距離が異なります。特定小電力の通信距離は約1m、高出力の通信距離が数メートルですので、これを意識して読み残しがないように隈なくスキャンします。RFIDタグは、ユニーク番号が付いていますので、全てのタグの読取が終わると、データ入力が終わります。
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モジュール型 倉庫管理システム
業界・業種を問わずワンソースで対応できるクラウド型の倉庫管理システム。機能、画面などを自分でカスタマイズし、短期間で導入できます。しかも、自分のシステムとして長期間使用できます。
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倉庫管理システム(WMS)
複数荷主に対する在庫管理や債権管理と共に、ロケーション管理、ロット管理、先入れ先出し管理、賞味期限管理などの高度な物流管理機能を持っています。伝票入力とバーコード入力に対応。
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入出荷・検品・棚卸システム
バーコードを使用した安価で導入が簡単な入出荷・検品・棚卸システムです。ERPのサブシステムにより、僅かの投資で信頼性向上とトータルコスト低減できます。