食品トレーサビリティや製造履歴管理は、「安全と安心」を保証するための重要課題であり、これを実現するためには、バーコードやRFIDが不可欠です。アイニックスは、生産履歴、製造履歴、物流履歴などの情報を素早く正確に収集すると供に、履歴データの迅速な検索と公開を可能にする履歴管理システムを提供しています。また、温度、湿度、衝撃などの環境監視も重要課題であり、RFIDを使用したリアルタイム監視システムやデータロガーを使用したバッチ監視システムを提供しています。

パソコンレスによる簡単な管理がしたい

従来の履歴管理システムは、データベースによるデジタル管理が基本になっていますので、どうしても大きなシステムになります。備品の貸出管理やコンタクトレンズの使用履歴管理など大きなシステム投資ができない場合、従来のアナログ履歴管理が適しています。例えば、備品のバーコードを読み取り、そのデータを印刷して貸出台帳に貼ります。コンタクトレンズのバーコードを読み取り、そのデータを印刷してカルテに貼ります。これにより手書きより遥かに早く正確な履歴管理が可能になります。Barcode Copierはこれらを簡単に実現します。

温度、湿度の環境を監視してCO2を削減したい

倉庫、工場、病院等、温度や湿度の環境管理が行われていますが、過剰冷房や過剰暖房になって無駄な電気を使っています。また、保管管理のために巡回監視をしているところもありますが、その監視コストは高く、また、監視結果をフィードバックされることは少ないと思います。温度、湿度センサー付ＲＦＩＤ監視タグやWatch Loggerを使用すれば、適正な環境を維持することにより電気代を節約でき、しかもデータの集積や分析が容易です。

携帯データ通信を利用してリアルタイム監視をしたい

RS232C、LAN、I/Oポートを持った通信アダプタBlackPitとAINIX MOBILEを組み合わせることにより、自動販売機、気象観測装置、プラント設備等の稼動状況を遠隔でリアルタイムに監視できます。