不特定話者、多言語に対応した音声認識エンジン、音声合成エンジンのソフトウェア、及び、これらに対応した音声ターミナルなどの音声ソリューションです。
音声認識は、認識率の向上によりデータ入力方式としてスマホやなど、広く普及していますが、これらは膨大な音声データベースにより、フリーワード認識が可能です。しかし、倉庫や工場のように大きな音声データベースを持てない場合やオフラインで使用する場合は、認識する言葉を限定して認識率を高めるようにしています。
アイニックスは、不特定話者、多言語に対応した音声認識エンジンソフトウェア、音声合成エンジンソフトウェア、音声専用端末、及び、音声技術を使用したアプリケーション開発など、音声ソリューションをワンストップで提供します。
個人の音声登録なしで認識率を高くしたい
音声登録は、個人の発音の癖を登録して認識率を高くする方法ですが、音声認識技術の向上により、音声登録なしでも高い認識率を実現できます。大きな音声データベースを使用すれば、文章をフリーに認識できますが、音声端末内の限られた範囲では、認識できる言葉を限定する方が、音声登録するより認識率を高くできます。
多言語の音声認識をしたい
音声認識エンジン Lydiaは、ドイツで開発された音声認識ソフトウェアで、20ヶ所以上の地域と国の言語に対応しています。日本語はもちろん、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、北京語、広東語などに対応しています。
自然音に近い音声で指示をしたい
作業者に音声で指示をする場合、一般に音声合成を利用しますが、機械的な音声で聞き取にくい場合があります。Voice Text は、イントネーションの調整により自然音に近い音声を合成できます。
バーコードなしで、ピッキング効率を改善したい
音声ピッキングは、バーコード表示が必要なく、しかも、バーコードピッキングに比べて最大30%以上の効率アップが可能です。また、LED表示によるデジタルピッキングのような配線設備の必要がなく、自由に棚を設置できます。更に、ハンズフリーは、重量物や大容積製品の取扱いを容易にします。
生産管理、品質管理の効率を改善したい
従来の紙や画面による生産指示では、読み間違い、データ入力ミス、記入ミス等がありましたが、音声指示と音声入力によりその可能性が低下します。音声指示にしたがって作業しますので、トレーニングを低減できます。
設備の点検、保全を安全かつ正確にしたい
点検項目を音声で指示し、結果を音声で入力します。両手、両目が自由ですので、危険場所でも安全に作業することができます。AINIX MOBILEと組み合わせることにより、リアルタイムに監視データを更新することができます。
冷凍庫、極寒冷地で倉庫管理をしたい
-20℃から-30℃の場所では、画面表示が難しく、防寒具によりキー操作が不可能です。音声指示と音声入力は、このような厳しい環境でも利用できます。
コードレスのヘッドセットを使用したい
マイクとヘッドホンを一体化したヘッドセットの接続ケーブルは、点検業務に支障を来たす場合があります。Blueparrott B250-XT+ は、Bluetoothによりコードレスで音声通話が可能です。
マスクを使用したい
コロナウイルスは世界中で定着しており、物流業界では、ウイルスの拡散を防止するために、また、業務を維持し、労働者を保護するための対策を実施しています。マスク、または、フェイスガードは、倉庫でも日常生活と同様に標準的な保護対策品になっています。しかし、音声による指示システムを使用する場合、音声認識にどのような影響がありますか心配になります。topsystemは、この課題に対し、スタッフがマスクを着用しているときの認識率を評価するためのテストを実施しました。
音声認識ソフトウェア Lydia 8は、3種類のヘッドセットと、N95、FFP2、紙、布製のマスクでテストしました。その結果、すべての組み合わせで、マスクありの認識率は、マスクなしのピッキングとほぼ同じ認識率(99.75%〜100%)を示しました。Lydia Voiceは、マスクを着用している場合でも、トレーニング、再トレーニング、システムの調整なしで、正確な音声認識を保証します。