バーコード、RFID、NFCの読取機能を搭載した業務用ハンディターミナルや業務用モバイルターミナル、及び、モバイル決済端末などの企業モバイルソリューションです。
今、企業は急速に変化するビジネス環境の中でリアルタイムなマネージメントが求められています。それを実現するためには、シームレスにいつでもどこでもアクセスできるモバイル通信が不可欠であり、しかも、高いセキュリティ性、信頼性、安価な通信コストと開発コストが必要です。そこで、私達は、高性能のモバイル機器やワイヤレス機器などのデバイス提供から、クラウドを実現するモバイルミドルウェア、安価なモバイル通信サービス、モバイル同報通信システム、そして、各種ASPサービスやアプリケーション開発など、企業が求めるモバイルシステムをトータルでを提供します。
企業が求めるモバイルソリューション
通信について
モバイルデータ通信を安価にしたい
AINIX MOBILEは、安価なモバイルデータ通信サービスです。フルスピートで15MB/1GB/3GB/8GBまで定額の通信サービスと200Kbpsの通信速度でパケット無制限の定額サービスを用意しています。
屋内外をシームレスに通信したい
無線LANとモバイル通信を使用することによってシームレスなモバイルシステムが実現します。モバイル通信機能を搭載することにより、移動店舗販売、営業支援、イベント管理、運行管理、配送管理、設備管理等が可能です。
通信速度を落とさずにローミングしたい
無線LANは、アクセスポイントから離れると通信速度が低下します。通常、最初に接続した アクセスポイントは、接続が切れるまで次のアクセスポイントに再接続 されませんので、度々、レスポンスが低下します。ゼブラ社のアクセスポイントとモバイル端末の組み合わせは、通信速度が低下する前に自動的に次のアクセス ポイントに接続するプレローミング機能を持っています。
高いセキュリティ性を確保したい
モバイルは、パソコンに比べセキュリティ性が低いと言われています。アイニックスは、WEP/WPA/WPA2、TKIP/AESなど、先進のセキュリティ機能を搭載したモバイル端末を提供します。
GPSで所在を確認したい
GPSは、行き先案内や配送先確認に便利です。アイニックスは、通信衛星を使用したGPSとモバイル通信を使用したアシストGPSが使用できるモバイル端末を提供します。
データ入力について
バーコードやRFIDに対応したい
商品はバーコードで、人はICカードで、物はRFIDで管理したい場合、これらのリーダを内蔵したモバイル端末が必要です。バーコード、ICカード(NFC)、RFID(HF帯/UHF帯)の読取機能を搭載したモバイル端末を提供します。
ICカードを読取したい
接触式のICカードは、決済用モバイル端末MT760やBIP-1500等で読取できます。非接触式のICカードは、NFC対応のモバイル端末PIT21/BM180/TC55等、または、NFCリーダMR10A7等で読取できます。
ポケットサイズのリーダが欲しい
Bluetoothによるポケットスキャナやコードレスリーダは、モバイル端末にリアルタイムにデータ入力できます。また、オフラインでは、データコレクタとしても使用できますので、棚卸や来場者管理などにも使用できます。
モバイルプリンタでレシート印刷やラベル発行したい
モバイルプリンタは、携帯しながらレシート発行、納品書発行、ラベル印刷ができます。アイニックスは、小型で耐久性に優れ、長時間の運用が可能なモバイルプリンタを提供します。
開発、環境について
開発期間の短縮と保守コストを削減したい
従 来のモバイルシステムでは、モバイル端末にアプリケーションをインストールする手間が煩雑でした。そこで、サーバにモバイルアプリケーションを置き、それ をダウンロードして使用するリッチクライアントシステムは、インストールの手間を省き、常に最新のアプリケーションを使用できます。また、モバイルミドル ウェアにより、開発期間を短縮するばかりでなく、保守コストも削減します。
工場や屋外などの厳しい環境で使用したい
工場や屋外で使用する場合は、少なくともIP54以上の防塵・防滴グレードが必要です。更に厳しい環境で使用する場合は、IP64やIP65が必要ですので、アイニックスはこれらに適合したモバイル端末を提供します。
保守費用を最小化し、ダウンタイムも最小化したい
無 償保証は、使用中の事故による修理を含みませんので、修理見積りを取ってから修理注文するなど多くの手間を必要とします。ゼブラ製品は、製品購入時にサー ビスフロムスタートを契約して頂くことにより、不慮の事故であっても「3営業日以内の修理」や「翌日、修理品または代替機の発送」の保守サービスを受ける ことができます。
企業向けモバイル通信サービス
AINIX MOBILE(アイニックスモバイル)は、MVNO(仮想移動体通信事業者)として提供しているNTTドコモのFOMA網を使用したモバイル通信サービス です。画像やドキュメントなど大量データを扱わない企業のために、最大通信量を制限したり、通信速度を抑えることにより、一般消費者向けの通信プランより 遥かに安価な通信サービスを提供しています。契約回線数が多い場合は、通信サービス料金の割引についてお気軽にご相談ください。
AINIX MOBILE 15MB定額サービス
小容量パケットを低価格で提供
1ヶ月の最大使用量を15MB(約12万パケット)に抑えることにより、月額1,480円(税別)という低価格を実現しました。毎月15MBを超過した場合は、100KB毎に8円(税別)の超過パケット料金が発生しますが、複数台数契約することによりパケットをシェアすることができますので、超過料金を抑えられます。テキストデータ通信や小容量の写真データ通信など、M2Mに最適です。
契約期間
本契約には、定められた契約期間(途中解約できない期間)が有りませんので、任意に解約することができます。
利用開始
通 信SIMカードをモバイル機器に挿入した時点から通信サービスが利用できます。通信SIMカードの出荷日が暦月1日から10日に当たる場合は、利 用開始月から通信料金が発生します。また、通信SIMカードの出荷日が暦月11日から末日に当たる場合は、利用開始月の通信費用は発生せず、翌月分から発 生します。
通信料金、手数料金、ユニバーサルサービス料金
AINIX MOBILEは、月額基本料金と超過パケット料金の他に、申し込み時に回線初期登録料金3,000円(税別)と解約時に解約事務手数料金3,000円(税別)が必要です。電気通信事業法に定められたインターネットサービスプロバイダ料金、ユニバーサルサービス料金は、月額基本料金に含まれます。
月次請求方式の支払い
月額基本料金、回線初期登録料金は、請求書に従い翌月末日までにお支払い頂きます。月額基本料金は、銀行口座から自動引き落しも可能です。当月に発生した超過パケット料金は、請求書に従い翌々月末日までにお支払い頂きます。
通信SIMカードの返却
通信SIMカードは、弊社がお客様に貸与しているものですので、解約時点でご返却頂きます。
AINIX MOBILE 200Kbps 定額サービス
低通信速度を低価格で提供
最大通信速度200Kbpsに抑えることにより、1ヶ月あたり1,480円(税別)という低価格を実現しました。パケット数を気にせずに安心してご使用になれます。テキストデータ通信や小容量の写真データ通信など、M2Mに最適です。
契約期間
契約期間は2年間で、それ以降は、1ヶ月毎の自動更新です。契約期間満了までの通信費用を事前にお支払頂くことにより、解約することができます。
利用開始日
通 信SIMカードをモバイル機器に挿入した時点から通信サービスが利用できます。通信SIMカードの出荷日が暦月1日から10日に当たる場合は、利 用開始月から通信料金が発生します。また、通信SIMカードの出荷日が暦月11日から末日に当たる場合は、利用開始月の通信費用は発生せず、翌月分から発 生します。
通信料金、手数料金、ユニバーサルサービス料金
AINIX MOBILEは、月額基本料金と超過パケット料金の他に、申し込み時に回線初期登録料金3,000円(税別)と解約時に解約事務手数料金3,000円(税別)が必要です。電気通信事業法に定められたインターネットサービスプロバイダ料金、ユニバーサルサービス料金は、月額基本料金に含まれます。
通信SIMカードの返却
通信SIMカードは、弊社がお客様に貸与しているものですので、契約終了時にご返却頂きます。
AINIX MOBILE 1GB/3GB/7GB 定額サービス
大容量パケットを低価格で提供
1ヶ月の最大使用量を1GB/3GB/7GBに抑えることにより、月額2,000円 / 4,000円 / 5,000円(税別)という低価格を実現しました。契約通信量を越えた場合は、通信速度が300KBPSに制限されますが、複数台数契約することによりパケットをシェアすることができますので、速度制限を抑制できます。
契約期間
契約期間は2年間で、それ以降は、1ヶ月毎の自動更新です。契約期間満了までの通信費用を事前にお支払頂くことにより、解約することができます。
利用開始日
通 信SIMカードをモバイル機器に挿入した時点から通信サービスが利用できます。通信SIMカードの出荷日が暦月1日から10日に当たる場合は、利 用開始月から通信料金が発生します。また、通信SIMカードの出荷日が暦月11日から末日に当たる場合は、利用開始月の通信費用は発生せず、翌月分から発 生します。
通信料金、手数料金、ユニバーサルサービス料金
AINIX MOBILEは、月額基本料金と超過パケット料金の他に、申し込み時に回線初期登録料金3,000円(税別)と解約時に解約事務手数料金3,000円(税別)が必要です。電気通信事業法に定められたインターネットサービスプロバイダ料金、ユニバーサルサービス料金は、月額基本料金に含まれます。
通信SIMカードの返却
通信SIMカードは、弊社がお客様に貸与しているものですので、契約終了時にご返却頂きます。
ソフトバンクの定額通信サービス
ソフトバンクのモバイル通信サービス AINIX MOBILE 7GB もご用意していますので、詳細は、お問い合わせください。
固定IP モバイル通信サービス
通常のAINIX MOBILEは、動的IPアドレスになっています。固定IPアドレスも提供できますので、詳細は、お問い合わせください。
音声、映像、テキストのモバイル同報通信システム
EVERYTALK(エブリートーク)は、LTE, 3.5G, WiFi を使用して、音声、映像、テキストを複数のモバイルデバイスに同時通信するIP-PTTシステムです。音声・テキストは最大2万ユーザ、映像は最大1千ユーザまで同時通信できます。また、PBXを経由して内線電話や外線電話をすることや、RoIP を経由して業務用無線機に接続することも可能です。 (PTT : Push to talk)
究極の同報通信システム
無線機による同報通信
従来の同報通信は、携帯無線機が使用されていますが、無線通信エリアが制限されること、チャネルに制限があること、音声通信に限定されること、 そして、消防と警察のように異なる組織で通信できないために災害対応が遅れるなどの課題がありました。EverTalkは、インターネットによるIP ネットワークを使用していますので、スマートフォン、タブレット、VoIP電話、携帯無線機など、広範囲のネットワークを構築できます。また、店舗な どでは、モバイルデバイス、携帯無線機、内線電話機などを統合できます。
従来のモバイル同報通信
従来からIPネットワークを使用した同報通信はありましたが、音声に限定されていました。また、モバイルデバイスに対して順番に送信するシングルキャスト通信でしたので、通信先が多い場合、相当の遅延が発生します。したがって、同報通信が可能なユーザ数を多くすることができませんでした。
EVERYTALKのモバイル同報通信
EveryTalkは、SIP (Session Initiation Protocol) によるマルチキャスト通信を行っていますので、IP-PTTサーバ毎に、 音声・テキスト2万人、映像1千人まで、同報通信が可能です。しかも、接続時間は、最大300mSですが、通常、数十mSと殆ど遅延はありません。映像が同報通信できますので、現場の状況を正確に伝えることが可能です。また、SMSによるメッセージ通信は、リアルタイム性がないときに便利です。
豊富な便利機能
広範囲なネットワーク
Call Bridgeサーバを使用することによって、既存のPBXを経由してVoIPによる内線電話や外線電話に接続することができます。また、RoIP を経由して携帯無線機や業務用無線機に接続することも可能ですので、既存システムと統合できます。
電話会議
会議サーバは、ライセンス契約により12人から64人までのモバイル会議を可能にします。VoIPを使用していますので、双方向の通話が可能です。
録音、録画
レコーディングサーバは、音声や映像を全て記録することができます。これにより現場の記録や指示の記録を残すことができます。
指令センタ
指令サンターサーバは、PTTサーバに登録されたユーザを管理します。ユーザの追加、グループの追加、通信権限の管理等が可能です。
リッチクライアントによる次世代モバイルシステム
モ バイルミドルウェアEmPlus(エムプラス)は、 モバイル画面にグラフィックスボタンや画像などを表示でき、さらに、オフラインでの運用も可能なリッチクライアント モバイルシステムを簡単に構築できます。モバイルアプリケーションは、EmPus Builderで開発し、モバイルターミナルのEmPlus Cliant上で動作します。また、サーバアプリケーションは、Java SDKのEclipse(エクリプス)で開発し、EmPlus ServerとEmPlus Utilityで運用管理します。
モバイルシステムの課題と変遷
モバイルシステムの課題
モバイルシステムは、早いビジネスピードと急激な変化、製品やサービスの品質等に対応するためには欠かせないシステムとなっています。しかし、現状のモバイルシステムは、次のような課題を抱えています。
-
モバイルシステムの開発費を削減し、開発期間も短縮したい。
-
無線LANによるデータ漏洩、セキュリティの不安を解消したい。
-
アプリケーションの変更、機器の障害などの保守業務を簡単にして、保守管理費を削減したい。
-
様々なモバイル機器を同時に併用したい。また、将来、モバイル機器を更新するとき、選択範囲を大きくしたい。
-
事務所、工場、倉庫、屋外の何処からでもサーバにアクセスして情報を入手、または、更新したい。
モバイルシステムの進化
モ バイルシステムは、バッチ型から始まり、無線モデム通信、無線LAN通信、3G携帯通信と大きく変化しました。これに伴いモバイルシステムもバッ チ、サーバクライアント、エミュレータ、シンクライアント、そして、近年は、リッチクライアントへと大きく変化してきています。
サーバアプ リケーションを汎用ブラウザーを使用して操作するシンクライアントシステムは、サーバアプリケーションのみを開発するだけで、アプリケー ションをターミナルにインストールする必要がありまません。したがって、開発費用が安価で、保守管理も容易です。しかし、モバイルターミナルは、操作を前 に戻すなどの複雑な画面遷移、及び、バーコードやプリンタの制御が困難です。近年、バーコードやプリンタ制御を可能にしたオリジナルブラウザも開発されて います。
最新のリッチクライアントシステムは、サーバアプリケーションで動作することはシンクライアントと同じですが、モバイルアプリ ケーションをモバイル ターミナルにダウンロードしてから動作します。したがって、モバイルターミナルは、オフラインで単独で動作することができます。また、サーバとの通信が少 ないので、極めて早いレスポンスが実現します。
アーキテクチャ | 価値 | 問題と課題 |
バッチシステム | ● 複雑な画面遷移 ● リーダ、プリンタ制御 ● 通信がないので多くの台数を同時使用 |
● インストールの時間と手間 ● ダウンロードとアップロードの時間と手間 |
サーバクライアント | ● 複雑な画面遷移 ● リーダ、プリンタ制御 ● 早いレスポンス |
● インストールの時間と手間 ● 高い開発費 ● 高いソフトウェア保守コスト |
エミュレータ | ● 簡単なアプリ開発 ● 簡単なソフトウェア保守 ● 早いレスポンス |
● リーダ、プリンタの制御が困難 ● モノクロ画面、テキスト表示のみ |
シンクライアント (汎用ブラウザ、または、オリジナルブラウザ) |
● グラフィック表示(汎用ブラウザ) ● 簡単なアプリ開発 ● 簡単なソフトウェア保守 |
● リーダ、プリンタの制御が困難(汎用ブラウザ) ● 遅いレスポンス(汎用ブラウザ) |
リッチクライアント (オリジナル リッチブラウザ) |
● 複雑な画面遷移 ● グラフィク表示 ● リーダ、プリンタ制御 ● 早いレスポンス ● 簡単なアプリ開発 ● 簡単のソフトウェア保守 |
● ブラウザがモバイル機器に依存 |
リッチクライアントで次世代モバイルシステムを実現
近年、モバイルシステムが広く使用されるようになり、その技術的な要求は、益々高くなっています。これらに応えるためには、リッチクライアントシステムが最適です。
オフラインでも使用したい
無線LANやモバイル通信は、広いエリアをカバーできるようになりましたが、すべてをカバーすることは不可能です。そこで、非通信エリアでも業務を継続させるためには、オフライン運用ができるリッチクライアントシステムが不可欠です。
画面遷移の自由度を上げたい
入力違いに気付いたら戻って再入力したいことがあります。リッチクライアントでは、サーバのデータを更新するまでは、自由に戻り修正することが可能です。
画像やグラフィックスボタンを使用したい
商品画像を表示したい。色で注意を喚起したい、ビジュアルな見やすい画面にしたい、という要求に、リッチクライアントは応えることができます。
複数のモデルを同時運用したい
OS やファームウェアの異なるモデル、型名が異なるモデル、メーカが異なるモデルなど、複数のモデルを同時に運用させたい場合があります。リッチク ライアントは、モバイルアプリケーションをモバイルターミナルにインストールして動作しますので、同じアプリケーションサーバの下で異なるモデルを運用で きます。
簡単にモバイル機器をリプレースしたい
リッチブラウザは、モバイルターミナルのSDKに対応していますので、 汎用ブラウザのように自由にモバイルターミナルを選べません。しかし、 EmPlusは、多くの機器に対応したブラウザを用意していますので、モバイルターミナルを簡単にリプレースできます。未対応のモバイルターミナルについ ては、ブラウザ開発のご相談をお受けします。