加速度センサーRF監視タグ、赤外線センサーRF監視タグにより罠に掛かった動物を検知し、その情報をメールサーバに転送、管理者に捕獲メールを送信します。

IoTで罠を監視
害獣を捕獲するために仕掛けた罠は、捕獲状況を巡廻監視しなければなりません。これは、猟友会が高齢化していることから、大きな負担になっています。そこで、この負担をセンサー付のRF監視タグ、M2Mアダプタ、モバイル通信を使用してIoTによって解決しました。
箱罠やくくり罠では、捕獲した害獣は、逃げようと暴れます。その振動を加速度センサで検知し、信号を中継器に送信します。また、囲い罠では、中に入った害獣を赤外線センサで検知し、同様に信号を中継器に送信します。中継器は、受信したセンサ信号をM2Mアダプタにより、モバイル通信を使用してメールサーバに転送します。そして、メールサーバは、罠の管理者に捕獲メールを送信します。
箱罠の監視
箱罠の上部に加速度センサーRF監視タグを設置します。害獣が箱罠に入ると、大きく暴れますので、加速度センサがそれを検知し、害獣の存在を確認します。風やいたずらの影響を最小化するために、検知回数が一定時間に一定以上になった場合のみ、検知結果をメールサーバに転送します。1台の中継局に20個までのRF監視タグを接続できますので、モバイル回線やメールサービスの契約数を少なくでき、通信費用やメール費用を削減できます。
くくり罠の監視
くくり罠に加速度センサーRF監視タグを設置します。害獣がくくり罠に掛かると、大きく暴れますので、加速度センサがそれを検知し、害獣の存在を確認します。風やいたずらの影響を最小化するために、検知回数が一定時間に一定以上になった場合のみ、検知結果をメールサーバに転送します。1台の中継局に20個までのRF監視タグを接続できますので、モバイル回線やメールサービスの契約数を少なくでき、通信費用やメール費用を削減できます。
囲い罠の監視
囲い罠の隙間、或いは、内部に赤外線センサーRF監視タグを設置します。害獣が囲い罠に入ると、赤外線センサーがそれを検知し、害獣の存在を確認します。検知距離は、最大12mです。風や雪などの影響を最小化するために、検知回数が一定時間に一定数以上になった場合のみ、検知結果をメールサーバに転送します。1台の中継局に20個までのRF監視タグを接続できますので、モバイル回線やメールサービスの契約数を少なくでき、通信費用やメール費用を削減できます。